どうも、奨学金1500万プレイヤー阪大生のPEN(@PENwitmi)です。
私はDeFiを始めたことで、人生がいい方向に変わったと感じています。
あと2ヶ月でも早く始められていたら、人生勝ち組だったな、と後悔もしています。
まだDeFiを始められていない人のために、私と同じような後悔を生まないために、超初心者向けの記事を書いています。
初心者の方が仮想通貨のDeFiで資産運用をしていくやり方・はじめ方をまとめたものの2記事目です。
この記事では、実際に仮想通貨を運用していく段階について解説します。
Binance Smart ChainというネットワークにあるMetamaskという財布に、ビットコインを送金できている人向けに書いています。
まだそこまで進められていない、何を言っているのか全然わからないという方は、1つ目の記事からぜひ読んでみてください。
きっと、人生の風が、いい方向に吹き始めると思います。
使えるようになりたい2つのアプリ
DAppsとは
仮想通貨を実際に運用していくのにあたって、まず理解しておいてほしい言葉があります。
これから私たちは、DApps(ダップス:自律分散型アプリケーション)というアプリを利用していきます。
普段、スマホなどでアプリを使っていますよね。
DAppsは、オンライン上にあるアプリだと思ってください。
この記事では特に触れませんが、ゲームであったり、計算機であったり、様々なアプリが既に存在しています。
そのうちスマホからも使えるようになっていくと思いますが、今のところはPCからしか使えないアプリが多いです。
DeFi(ディファイ)とは
そもそもDeFiとは何だ、という話をあまりしていませんでしたね。
DeFiとは、お金に関するDAppsを使う金融のことを指します。
銀行のような機能を持ったアプリや、通貨を交換できるアプリ、様々な金融アプリがBinance Smart Chain(BSC)上に存在します。
これから私たちが使うのは、こういった金融アプリです。
Metamaskを入れているChromeで、これらのアプリのURLにアクセスして、使っていきます。
必須のアプリ2つ
この記事では、BSCのDeFiで必須のアプリ2種類を紹介します。
・PancakeSwap … 通貨交換所アプリ
まずはこれに絞って使い方をマスターできれば、DeFiを習得したと言っても過言ではありません。
Venus Protocol(ヴィーナス プロトコル)
BSCネットワーク界の銀行(貸し借り)
Venus Protocolは、現実世界の銀行のような役割を持つアプリです。
お金を預けると利息がもらえます。
日本円だとほとんど利息は付いていませんが、本来は銀行にお金を預けると利息がもらえるんです。
銀行にお金を貸しているわけですからね。
また逆に、お金を借りると、利子を付けて返す必要があります。
Venus Protocolでお金を借りるためには、一定のお金を担保として預ける必要があります。
①低リスクに利息収入
Venus Protocolを使った資産運用としては、利息収入という方法があります。
ビットコインを預けているだけで、利息をもらうことができます。
ウォレットや、取引所の口座に入れているだけではビットコインは一切増えませんよね。
Venus Protocolに預けておくとそれだけでビットコインが増えるので、資産運用になります。
なお、2021年5月16日の時点で、ビットコインは年利0.84%で増えます。
0.84%というと少なく感じるかもしれませんが、持っているだけではそもそも0%です。
日本の銀行で普通預金をして0.001%、定期預金をしても0.002%ですから、420倍の金利です。
詳しい預けかたは、別の記事の中で解説しています。
ボーナスを含めると、日本の定期預金の1825倍の金利
なお、Venus Protocolにビットコインを預けると、ビットコインが増えるだけでなくリワードトークンという別の通貨ももらえます。
そのボーナスも含めた年利は3.65%です。
日本の銀行の定期預金に比べて1825倍の金利です。
なぜDeFiが資産運用として優秀なのかがよくわかりますね。
しかもこれは低リスク低リターンな運用です。
この先に紹介するPancakeswapを使えば、もっとハイリターンな運用も可能です。
②通貨を借りる
①で預けた通貨を担保に設定すると、他の通貨を借りることができます。
借りた通貨には利息がつくので、返すときには多めに返す必要があります。
じゃあ何のために借りるのかと言うと、このあとに説明するPancakeswapなどの運用に使うためです。
たとえ利息が10%かかって借りても、借りたお金を1年で2倍にできるのであれば得しますよね。
借りた通貨で運用しておけば、ビットコインを減らさずに済むというメリットもあります。
通貨の借り方についてはこちらの記事を参考にしてください。
なお、借りる通貨については、ステーブルコインと呼ばれるものを選ぶと安心です。
ステーブルコインは、値段の変動が基本的にほとんどない通貨です。
BUSD、USDC、DAI、VAIなどがこれにあたります。
さきほどの記事では、ステーブルコインであるBUSDとVAIの借り方を解説しています。
PancakeSwap(パンケーキ スワップ)
BSCでの通貨の交換所
PancakeSwapでは、誰でもかんたんに通貨の交換ができます。
日常のお金でいうなら、日本円と米ドルを交換できる感じでしょうか。
例えば、BTCからBNBを交換したり、ステーブルコインのBUSDに交換したりすることができます。
Binanceの口座でやり取りをして通貨を交換するよりもずっとかんたんです。
BNBをBTCに交換
そのときの時価で交換できる
DeFiをやっていると、頻繁に利用することになるアプリです。
①通貨を貸し出して、手数料収入
PancakeSwapを使って資産運用する方法は2つあります。
そのうちの1つが、「流動性提供」です。
「イールドファーミング」とも呼ばれます。
PancakeSwapでは通貨の交換ができますが、この交換に使われるためのコインを貸し出すことができます。
貸している間は、通貨交換の手数料を収入として得ることができます。
必ず2種類の通貨をペアにして貸し出す必要があります。
通貨を貸している間は、貸している証明書代わりに、「LPトークン」というものをもらえます。
LPトークンを返却すると、貸している通貨が返ってきます。
具体的な流動性提供のやり方は、こちらの記事をご覧ください。
②Pancakeswapの利用ポイント、CAKE
流動性提供をしていると、Pancakeswapの利用ポイント(※)の「CAKE」も同時に貯まります。
(※正確にはガバナンストークンといいます)
このCAKEも換金することができるので、二重に稼ぐことができるんですね。
比較的、低リスクなステーブルコインを使った運用でも、年利20%くらいは目指せます。
通貨ペアによっては、年利100%を超えるような収入になります。
しかもCAKE自体が値動きするので、場合によってはそれ以上のリターンを期待できます。
こういった稼ぎ方を、「流動性マイニング」と言います。
Venus Protocolで通貨を借りて、それをそのままPancakeswapに預けるだけでも、ある程度稼げてしまったりします。
借りる利息と、手数料収入、CAKEの収入のバランス次第では、そんなことも可能なんです。
もちろん、大きく値下がりすることもあるため、安定はしていません。
ハイリターンなものは必ずハイリスクなので、余剰資産で運用することが大切です。
流動性マイニングの詳しいやり方は、こちらの記事を参考にしてください。
まとめ
お疲れさまでした。
ここまでの内容を理解して、Pancakeswapを使いこなせるようになったら、もうDeFi入門者は卒業です。
さいごにもう一度、おさらいをしておきますね。
・Venusに通貨を預けると、利息収入が得られる
・預けた通貨を担保にして、他の通貨を借りることができる
・PancakeSwapに通貨ペアを預けて手数料収入を得られる
・同時にCAKEというトークンももらえる
DeFiを始めると、資産運用の選択肢が大きく広がります。
うまく有効活用すれば、人生設計にも大きく役立つはずです。
全体像が理解できたら、ぜひ他の記事も読んでみてください。
より深く、DeFiのやり方を理解することができるはずです。
こちらの記事では、今回解説した内容をもう少し掘り下げて解説しています。