どうも、奨学金1500万プレイヤー阪大生のPEN(@PENwitmi)です。
仮想通貨をBinance Smart Chainで運用するとき、一番使うのが、PancakeSwapです。
今回はそんなPancakeSwapでの、流動性提供のやり方を解説します。
Binance Smart Chainでの仮想通貨DeFi運用の全体像については、別の記事で詳しく解説しています。
BSCって何?Metamaskって何?という人はまずこちらからごらんください。
参考リンク①:【まとめ】仮想通貨BSC DeFi資産運用のやり方・はじめ方①【超初心者向け】
参考リンク②:【図解】仮想通貨の資産運用(DeFi)のフローチャート①【初心者向けBSC DeFi】
流動性提供すると、LPトークンをもらえます。
新しい仮想通貨交換所が立ち上げられたときも、PancakeSwapのLPトークンを利用することが多いです。
LPトークンはDeFiをやっていく上で必要不可欠なものなので、しっかりと理解しておきましょう。
PancakeSwapに通貨ペアを預けてLPトークンをもらう
通貨を預けて手数料収入
PancakeSwapは、仮想通貨の交換所(DEX)です。
あるコインを、他のコインとそのときのレートで交換することができます。
BUSDをBNBに交換
このとき、実は少しだけ手数料がかかっています。
この手数料は、交換のためのコインを提供(預け入れ)してくれている人に還元されています。
もちろん私たちも、この交換のためのコインを提供することができるんです。
つまり、PancakeSwapにコインを預けておくと、手数料収入が入ります。
これをイールドファーミングといいます。
放置していても稼げる不労所得ですね。
LPトークンとは
預けたコインを引き出すための証明書代わりになるものが、LPトークンです。
LPは、Liquidity Providing(流動性提供)の略です。
PancakeSwapにコインを預けるときは、必ず2種類のコイン(通貨ペア)でセットにして預けます。
もらえるLPトークンは、その通貨ペアと対応しています。
例えば、BTCBとBNBのペアで預けると、BTCB-BNB LPトークンがもらえます。
LPトークンは、もともとはただの引換券(債券)です。
しかし、PancakeSwapなどにLPトークンを預けることで、ボーナスとして別のトークンがもらえることがあります。
LPトークンの使い方(流動性マイニング)
通貨ペアによっては、LPトークンを使って更に儲けることができます。
PancakeSwapの場合、Farmsに移動してLPトークンをstakeすると、CAKEという別のトークンをもらえます。
PancakeSwapの利用ポイントのようなものです。
これらのトークンのことを、ガバナンストークンといいます。
通貨ペアによっては、PancakeSwap以外の場所にLPトークンをstakeすることができます。
その場合は、そのサービス独自のトークンがもらえます。
例えば、Alpaca FinanceというサービスにLPトークンを預けると、ALPACAというトークンがもらえます。
これらのトークンもその時々で価格が付いているので、交換すればお金になります。
LPの手数料収入(イールドファーミング)とは別に儲けることができますね。
こういう儲け方を流動性マイニングと言ったりします。
イールドファーミングと流動性マイニングで、一石二鳥で稼げるわけですね。
PancakeSwapでの流動性マイニングはこちらの記事で解説しています。
実際に預けてみる
Tradeの中のLiquidityで預け入れ
実際にPancakeSwapに流動性提供してみましょう。
まずはTradeの中のLiquidityに移動して、Add Liquidityを選択します。
すると、通貨ペアを設定する画面になります。
大体の通貨は最初から検索で表示できるようになっています。
預けたい通貨が表示されない場合でも、bscscan.comで調べられるContract Addressを入れると表示されます。
addしておくと次から表示されるようになる
今回はBUSDとVAIを例にやってみます。
両方ともPancakeSwapで最初から表示される通貨です。
通貨を選ぶと、BalanceとしてMetamask内の残高が表示されます。
預け入れるときは、そのときの時価で2つの通貨が同じ価格になるようにしか預けられません。
なので、片方の預け入れる量を入力すると、もう一方は自動で計算されます。
上の写真の場合、残高はBUSDが87.9294、VAIが50だけあります。
現在のレートで預けると、46.9416BUSD:VAI50が限度です。
なお、初めて預ける通貨の場合は、まず預入れの承認が必要です。
CAKEを預けたことがないので、Approveする必要がある
Approveして、Supplyして承認すると、無事に預け入れが完了します。
これで、VAI-BUSDのLPトークンをゲットしました。
LPトークンで通貨を引き出す
LPトークンを返却すると、VAIとBUSDをプールから引き出すことができます。
LPトークンの返却も、TradeのLiquidityから簡単にできるので確認しておきましょう。
Liquidityの画面に、所有しているLPトークンが表示される
Removeに進んで量を入力したら終わり
ただし、預けた量がそのまま返ってくるわけではありません。
PancakeSwapが利用されてプール内の通貨の量が変動するので、それに応じたバランスで払い出されます。
また、手数料収入もプラスされます。
IL(Imparmanent Loss)といって、預けた時と引き出した時で通貨の方が変動していた場合、損することもあります。
LPトークンを使いこなそう
さきほど言ったように、LPトークンを使いこなすと、様々なトークンを稼ぐことができます。
DeFiブームは、流動性マイニングがキッカケになっています。
また、イールドファーミング(手数料収入)も十分美味しいです。
PancakeSwapとLPトークンを使いこなせたら、あなたも立派なDeFiワールドの一員です。
これからもよいDeFiライフを。