【画像で解説】Alpaca FinanceのFarmでBUSDをレバレッジ運用する【BSC DeFi実践】

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どうも、奨学金1500万プレイヤー阪大生のPEN(@PENwitmi)です。

 

Alpaca Financeのメインであるレバレッジ運用がついに始まりましたね。

 

日本時間の2021年3月25日昼頃から、「Farm」が開放されました。

Farmでは、預けた資産にレバレッジをかけて運用できるのがポイントです。

 

利益が数倍になりますが、もちろんリスクも数倍に上がります。

 

この記事では、実際にFarmに資産を預けてみて、表示される数字などを解説していきます。

 

ハイリスクハイリターンです。

あくまでも、DYORでお願いしますね。

 

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Alpaca FinanceのFarmとは

借金してレバレッジをかける

 

レバレッジとは、自分の持っている資産以上の金額を運用することです。

 

例えば×3倍のレバレッジであれば、預けた資産と、2倍相当の借金をしたものを合わせて運用します。

100BUSDを預けたら、更に200BUSDを借りて、300BUSDで運用するということです。

 

元手が小さくても、ある程度以上の規模で運用が可能になります。

なので、利益も損失も、数倍になるということです。

 

利回りは純粋に3倍、にはならない

 

3倍の規模で運用をすると、純粋に利益も3倍というわけではありません。

 

まず、借りている分の利息がかかっていくので、マイナスがあります。

あとは、運用は複利で回すので、利回り(APR)が少しでも変わると、実利回り(APY)は大きく変動します。

 

またAlpaca Financeでは、レバレッジをかけて運用するとALPACAトークンがもらえます。

 

利回りの計算はAlpaca Financeで表示されるので、それを参考にしてみてください。

実際にやってみたので、記事の後半で写真付きで解説しています。

 

開始最低金額が決まっている

 

Farmのレバレッジ投資を始めるのには、最低金額があります。

正確には、借り入れの最低額が決まっています。

 

BUSDとBNBそれぞれで最低借入額は、400USD、2.0BNBとなっています。

 

この金額を上回るだけの借り入れになるように原資やレバレッジ倍率を調整する必要があります。

例えば、自分が100BUSDを用意したなら、レバレッジは5倍以上でないと400BUSDを借りれません。

 

2021年3月25日現在、一番大きいレバレッジで、BNBペアは6倍、BUSDペアは3倍になっています。

なので、0.4BNBもしくは、200BUSDが開始の最低限の金額ということになります。

 

この資金が用意できないと、Farmでレバレッジ運用することができません。

 

借金割合がデッドラインを超えると、強制精算される

 

レバレッジをかけて資産を運用すると、借金した分も含めて大きく値動きがあります。

しかし、借金総額は利息以外変わらないので、自分の資産の比率が上がったり下がったりします。

 

たとえば自分の100BUSDと借りた200BUSDの合計で300BUSDの運用をするとします。

 

これが値動きで250BUSDになってしまったとしても、借金は200BUSD返済する必要があります。

このとき、借金の占める比率は66%から80%まで上昇してしまっていますね。

 

Farmの運用では、借金割合のキルライン(上限)が設定されています。

キルラインを超えてしまうと、その運用は強制終了。

 

借金を強制的に返済し、残りが自分に返却されます。

先の例だと、50BUSDが返還されることになりますね。

100BUSD投資して始めたので、半分になった計算です。

 

実際にFarmに投資してみた

200BUSDを×3のレバレッジで、BNB-BUSDプールへ

 

考えていてもわからないので、実際にいろいろ弄ってみました。

 

一応こういったストラテジーで運用されるようです。


https://docs.alpacafinance.org/our-protocol-1/strategies

 

実際に、FarmのBNB-BUSDプールに投資することにしました。

 

開くと、何をいくら預けるかが真ん中あたりに表示されます。

 

 

BNBとBUSDの両方を預ける必要はありません。

 

預けたBUSDに応じて、レバレッジ分を借りたあと、勝手に1:1になるようにスワップしてくれます。

その結果もきちんと下に表示されていますね。

 

今回の場合は原資200BUSDで×3なので、400BUSDが追加で借りられたあと、300BUSDは1.22BNBに交換されて運用されます

 

利回りを確認すると、APYは815.33%

 

さて、200BUSDを×3のレバレッジで運用したときの結果は、上の方に表示されていました。

 

 

まず重要なのは、Total debt(借金)が400BUSDを超えている必要があるということです。

今回は200BUSDの×3(自分200:借金400)なので、ギリギリ400BUSDを超えています。

 

Yield FarmのAPYは46.71%の3倍(レバレッジ倍率)です。

PancakeSwapのPoolで確認できるAPY(365d)と同じでした。

 

Trading Feeの227.52%×3は、Swap手数料の収入ですね。

(てか、BUSDとBNBペアの手数料収入って、年間換算で227.52%もあったんですね…。1回あたり0.17%の手数料収入も、塵が積もればです)

 

そして、レバレッジをかけてくれてありがとうということで、ALPACAトークンが付与されるのが22.64%です。

(今のibBUSDのstakeと同じくらいもらえる計算です)

 

Borrowing Interest APYは、借金の利率です。

 

30%と書かれていますが、レバレッジ倍率を変えるとここも変動するので、どうやらこれも3倍で計算されている気がします。

ということは実質15%くらいで借りていることになるんでしょうか?

 

というわけで、

140.13%+682.56%+22.64%ー30% = 815.33%

計算はしっかり合いました。

 

預けると、Your Positionsに表示される

 

200BUSDを、×3のレバレッジで預け入れました。

 

すると、FarmのトップにあるYour Positionsでリアルタイムに状況がみれるようになりました。

 

 

Position Valueは、レバレッジ分を含めた全部の運用資産額です。

このうち、Debt Valueが借金で、Equity Valueが自己資産です。

 

Debt Racioが借金割合で、Kill Factorの割合を超えてしまうと強制精算されます。

 

Kill Bufferとして、Debt RacioとKill Factorの差が表示されています。

Kill Bufferが0になると、強制精算ということですね。

 

Grave Yard=強制精算された資産

 

Graveとは墓場のことです。

 

私はまだ何も入っていませんが、おそらく強制精算されてしまった資産が表示されると思われます。

ここに何も表示されないように祈るしかない。

 

ALPACA報酬は、Farmで回収できる(2021.5.5更新)

 

さきほど計算したAPYにはALPACA付与分が含まれていましたね。

このALPACAは、Farmに複利で回されるわけではなく、別の場所で保管されています。

 

他のstakeしているLPなどと同じように、stakeの下の方でclaimして回収できます

 

(2021.5.5追記)

FarmのALPACA付与は別の場所に変更されました。

Farm内の右上にあるClaimより進んだところで、ALPACAを受け取ることができます。

 

 

レバレッジはハイリスク・ハイリターン。自己責任で

 

さて、Farmが始まった勢いでレバレッジ投資を始めてしまいました。

これが今後どのように値動きしていくのか、温かく見守っていきたいと思っています。

 

レバレッジはハイリスク・ハイリターンです。

自分のリスク許容度を超えないよう、コントロールして挑戦してみてください。

×6までレバレッジがかけられるので、余裕のある方はどうぞ。

 

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薬局薬剤師(管理薬剤師)/個別指導講師(高校生・薬学生)/メンター業/kindle書籍作家/マルチブロガー

家庭の事情で家から独立し、大学中退・再受験で奨学金1500万円を超える苦学生時代を経験。当ブログでは「薬学」「奨学金」「金融リテラシー」「仮想通貨」を発信。他複数のブログを運営。薬学生の国試対策の相談受け付けています。

大阪大学薬学部薬学科首席入学。
個別指導塾講師歴10年。
TOEIC公開テスト 925点。実用英語技能検定準1級。
著書『塾講師のいろは』『奨学金1512万でも破産せず幸せに生きています。』

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