「これだけはやる」国公立薬学生の時短勉強法【第104回薬剤師国家試験対策】

薬学生

どうも、奨学金1500万プレイヤー阪大生のPEN(@PENwitmi)です。

この記事では、私の薬剤師国家試験対策勉強方法について紹介いたします。

 

「国家試験対策って何からすればいいの?」
「どの分野から勉強すれば効率がいい?」
「最短で合格を目指すには何が必要?」

 

という方に向けて書きました。

結論から言うと、医療系をしっかり、基本は完璧に、という内容です。

 

 

 

 

薬剤師国家試験対策、どの分野を勉強するか

青本の出題基準対応表

薬学ゼミナールの青本、持っている人も多いと思います。

 

青本の最初の方に、薬剤師国家試験出題基準対応表というものがあります。

 

これは、過去の国試で、どの範囲から出たかが一覧になっている表です。

まずはこれをチラリと見てみましょう。

それだけでも、なんとなく、どこが重要かがわかります。

 

10年で9回出た問題と、10年で1回出た問題。

どっちが重要ですか?

 

医療系の出題数が多い

薬理と病態・薬物治療、この二つの領域だけで、合計80問あります。

さらに、実務は95問あるので、合計で175問です。

 

ちなみに、国家試験は全部で345問。

合格ラインは65%の225問正解と言われています。

 

つまり…薬理と病態・治療、実務だけで合格に必要な点数のうち78%くらいカバーできます

 

大切なのでもう一回言いますね。

薬理と病態・治療、実務だけで合格に必要な点数のうち78%くらいカバーできます。

 

ちなみに物理・化学・生物は全部で60問。

ここだけ得意でも全然足りません。(私のことです)

 

薬理の平均点は異常に高い

薬ゼミの方からの情報によると、薬理の平均点は非常に高いようです。

暗記だけで点が取れる、というのもあるかもしれません。

 

理論問題の場合、

物理・化学・生物の正答率は45%程度
それに対し、薬理は73%程度です。

 

つまり、

理科で7割解けたら良い結果、
薬理で7割だと悪い結果

ということになります。

 

その年の問題の難易度にもよりますが、薬理の点数を落とすと不利になりそうですね。

 

薬理の勉強法はこちらへ。

 

平均正答率70%以上の問題だけで、約200問ある

平均正答率の高い問題は、皆解ける問題です。

苦手な領域だったとしても、正答率が高い問題は解けないといけません。

 

その一つのラインが、正答率70%です。

平均正答率が70%以上の問題だけで、200問近くあるそうです。

合格のためには225問を正解すればいいので、これだけでかなりカバー出来ています。

 

なお、平均正答率60%以上の問題だけでも240問くらいある年があるらしいです。

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国家試験によく出る内容

代表的8疾患

「薬学実務実習に関するガイドライン」というものが文部科学省から出されています。

>>参考:薬学実務実習に関するガイドライン|文部科学省

 

この中では、代表的な8つの疾患が取り上げられています。

がん
高血圧症
糖尿病
心疾患
脳血管障害
精神神経疾患
免疫・アレルギー疾患
感染症

これらに関しては、文科省も関心が高いので、出題される可能性は高いと言えます。

 

感染症は非常に種類が多く、薬剤も多いので大変ですが…。

多剤耐性菌や院内感染など、今後も注目されているので、仕方ありませんね。

 

代表的8疾患については、青本よりも『薬がみえる』シリーズを使って勉強することをおススメします

青本はどうしても「かたい参考書」の雰囲気がありますし、何より持ち歩きに不便すぎます。

 

本としては高いように感じるかもしれませんが、教科書としては普通の値段

むしろ、分かりやすいということを考えれば、めちゃくちゃ安い部類です。

 

国家試験に落ちることを思えば、最短で合格を目指す我々にとっては必須の本です。

 

ちなみに、vol.1は神経系循環器系、腎・泌尿器系。

vol.2が代謝系、内分泌系、産婦人科系、血液系、免疫・アレルギー系、眼・耳・皮膚系。

vol.3が消化器系、呼吸器系、感染症悪性腫瘍です。

 

うまく分散されていて少し悔しいですが、あえて1冊だけ選ぶならvol.3ですね。

感染症と癌の薬を、自分で勉強するのはかなり大変なので…。

もちろん苦手なものを買うのが優先ですし、全部買うのがベストです。

 

学校の図書館とかも、国試が近付くと全部貸し出されてしまう本です。

なので、薬剤師として働くときのことを考えて、自分のものを買っておくことをおススメします。

 

 

医薬品売上高ランキング上位

薬剤師国家試験には、現場でよく使われているものが出題されます。

現場レベルでは常識となっていることを、拾っているのです。

 

よく使われる薬、つまりよく売れている薬です

医薬品売上高のランキング上位の薬は、それだけ出題されやすいのです。

単純に薬価が高いものも含まれているかもしれませんけどね。

 

ランキング上位の薬を一覧にしておくと便利そうなので、作ってみました。

2017年度 医療用医薬品 国内売上高ランキングは以下の通りです。

 

>>参考:【2017年度 国内医薬品売上高ランキング】トップ3は「オプジーボ」「アバスチン」「リリカ」

 

話は逸れますが、Answersは非常に便利なサイトなので、薬学生はチェックしておいて損はないと思います。

 

緊急安全性情報、安全性速報

イエローレター、ブルーレターと呼ばれる、安全性情報があります。

これらが出された薬剤は、使い方に注意しなければなりません。

 

つまり、それだけ知識が求められます。

ということは、国家試験に出る可能性も高いと言って良いでしょう。

対象の薬の併用禁忌や、禁忌疾患などについては押さえておいた方がよさそうです。

 

薬品名だけ列挙した簡単なリストを作りました。

PMDA(医薬品医療機器総合機構)のホームページにまとめられているので、一度目を通してみてください。

>>参考:緊急安全性情報(イエローレター)・安全性速報(ブルーレター)|行政独立法人 医薬品医療機器総合機構

 

追記:新しく見やすい表を作りなおしました

もう少しわかりやすいように、一般名・商品名・簡単な薬効をまとめた表を作りなおしました。

詳しくは「「ギリギリ国立大の足掻き」直前から始める国試対策勉強法【薬剤師国家試験】」のページでご覧ください。

 

 

薬剤師国家試験の勉強法まとめ

過去問を馬鹿にしない

過去問演習は非常に重要です。

過去問の中でも、重要そうなものは再度出題される確率が高いです。

問題文が少し変わっただけで、同じようなことを聞いてくるかもしれません。

 

実は過去問は、厚生労働省のサイトで入手することが出来ます。

問題を入手するだけなら、わざわざ買わなくても演習できるのです。

>>参考:薬剤師国家試験のページ|厚生労働省

 

ただ、解答はあっても、解説がありません

自分で調べるか、解説書を入手する必要があります。

ほとんどの薬学生は、学校で何らかの形で手に入れられると思います。

というか、買うとめちゃくちゃ高いので、入手できなくても学校の図書館を利用することをおススメします。

 

医療系を、よく出る薬を中心に

やはり医療系の問題を確実に解けるようになっておくことが重要です。

薬理、病態などを関連付けながら、確実に理解を深めていくことが重要です。

 

特に売上高ランキング上位や、代表的8疾患については、確実にしておきたいところ。

過去問で出ていたなら、なおさらですね。

 

何度も紹介しますが、苦手な疾患領域があれば、『薬がみえる』シリーズは本当におススメです。

薬学部の1年生でも読みやすい、非常に優秀な参考書です。

 

 

基本を、完璧に

正答率60%以上の問題を解けるだけでも、200~240問程度は得点できる計算です。

 

苦手な分野でも、正答率70%以上のものだけは絶対出来るようにしておく。

合格ラインの225問を効率よくクリアするには、やはりこれでしょう。

 

クイズ式に勉強しない

過去問で出た問題が、そのまま出題されるとは限りません。

ある薬の、別の併用禁忌が出題されるかもしれません。

 

薬について勉強するときは、

作用機序、
そもそもの疾患、
類似の治療薬

などなど、関連情報をしっかり同時に付けていくことが重要です。

 

一問一答形式では、不十分です。

 

添付文書まで確認できるのがベストでしょうか。

ちなみに添付文書はPMDAのサイトで検索できます。

>>参考:医療用医薬品の添付文書情報|行政独立法人 医薬品医療機器総合機構

 

私は「ヤクチエ」というアプリを使っています。

参考までに。

 

最後に

色々と書きましたが、これはこれから私が実践していく内容です。

短期決戦型の阪大生の戦略として、参考にしてみてください。

 

最新ver.の勉強法を公開したので、ぜひこちらからご覧ください。

 

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