どうも、奨学金1500万プレイヤー阪大生のPEN(@PENwitmi)です。
先日出版した自分の本のレビューを、自分で書かせていただきます。
どんな本なのかを内容紹介に書くのも限界があるので、記事として書いておいた方がわかりやすいかなと思ったのです。
書籍の自己レビューなんて普通はしないのかもしれませんが、まぁあまり気にせずやっちゃいましょう。
ちなみにKindleの書籍は、Kindle端末が無くてもKindleアプリで読めますよ!!
『塾講師のいろは』のポイント
内容
『塾講師のいろは』は、塾講師歴10年を迎えた私が後輩に伝えたい内容をまとめた書籍です。
要は塾講師の勉強の教え方ですね。
元は塾の研修資料として作っていたのですが、資料と言うには少し量が多くなってしまったので、書籍にすることにしました。
この本の内容は0〜7章から構成されています。
1章「授業」
2章「解説」
3章「予習」
4章「指導の思考」
5章「指導の行動」
6章「高3生の指導」
7章「教育」
細かな目次については、Amazonの内容紹介欄に掲載しています。
また、0章の内容も内容紹介欄で全公開しています。
対象は主に大学生塾講師
塾講師になってすぐは「どのように“解説”すればいいか」にばかり気を取られるが、2年も経って授業に慣れた頃にはきっと“指導”の大切さと難しさに気が付き始める。
PEN『塾講師のいろは』
この本は学校の先生から塾のベテラン講師まで、誰が読んでも役立つ内容を書きました。
主な読者層は大学生で塾講師や家庭教師をしている人です。
ベテランの方が読んでも面白いと言って下さるのですが、大学生塾講師に知っておいてほしい考え方やノウハウについてを詰め込んでいます。
教育業に関わっているのであれば塾講師に限定する必要は特にないのですが、対象を絞った方が私自身が書きやすかったので。
この内容は、実際に私が新人講師を研修する際にも意識的に取り入れています。
予習・解説の本質を書いた
塾の授業の予習とは、何をどの順番に話すのかを考えることに他ならない。項目の列挙で終わってはいけない。
PEN『塾講師のいろは』
塾講師や家庭教師を始めたばかりの人が気になるのは、「どうやったら相手に理解してもらえるか」だと思います。
この本ではどのように解説すれば分かりやすくなるのか、そのためにどうやって予習をすればいいのかを紹介しています。
2章「解説」と3章「予習」を読めば、分かりやすい授業を構築することが出来るようになるはずです。
具体例と思考回路の両方を書いた
宿題を課す、勉強するよう説得する、叱る、これらは全て別の“行動”だが、“思考”としては同じだ。授業時間外の勉強を促している。
PEN『塾講師のいろは』
具体例を一つ一つ学んでいくよりも、基本的なマインドセットを学ぶ方が効率が良いと私は思っています。
しかし、やはり具体的な指導内容も気になるところでしょう。
この本では思考回路を先に書いた上で、具体例についても触れるようにしています。
ただ、どちらかというとやはり思考回路の方に偏っていますね。
大学受験生については別章を設けた
ここまで読めば、春に駆け込みで入塾してくる生徒にいかに時間が残されていないかわかるだろうか。
PEN『塾講師のいろは』
受験生だから指導方法が変わるのかというとそうではないのですが、特に高校三年生の担当になると多くの塾講師は不安になるようです。
特に意識しておいてほしい、入試のスケジュールと、模試についてを書いています。
教育に携わるあらゆる人に読んでほしい
ではそもそも教育とは一体何なのか。これを考えずに教育現場の社会的意義を果たすことは難しい。
PEN『塾講師のいろは』
最終章である7章では、教育という題で私の考えを述べています。
この章は、大学に入ったばかりの未成年には少し難しい話かもしれません。
どちらかというと、ベテランの塾講師や社会人に向けて書いているからです。
学校教育や、大学という教育機関について扱っています。
例えば教員志望であったり、何かしら人の前に立つことを考えている人には、役立つ内容だと思っています。
昨今の日本の教育は、学校と塾の二人三脚が前提のようになっていますから、勿論塾講師にも必須の内容です。
この内容をそのまま取り入れるというよりも、このような考え方がある、という観点で読んでみてほしいですね。
もっと欲を言うと、私は子供を育てている親御さんにも読んでほしいです。
まとめ
『塾講師のいろは』は私の10年の結晶
10年の塾講師歴で得たことを出来るだけコンパクトにまとめたものが、『塾講師のいろは』です。
この内容をマスターすれば暦10年と遜色ない講師になれるはずです。
もちろん、実際に実践して経験を積むことは必要ですけどね。
次作を計画中
『塾講師のいろは』を書いているうちに、私の中でも色んな考えがまとまりました。
また、この本に対する感想なども頂いたことで、更に考えは広く深くなりました。
今回は大学生塾講師を中心とした内容になったのですが、もっと広く人前に立つ上で重要だと感じていることがあります。
それらについて再度まとめ直して、別のタイトルで新しく書籍を書こうかと思っています。
本の内容に少しでも興味が湧いた方は、是非Amazon商品の内容紹介だけでも覗いてみて下さい。
0章の内容全てと、目次を公開しています。
そして、もしよければ、Kindleのアプリをダウンロードして読んでみてくださいね。