どうも、奨学金1500万プレイヤー阪大生のPEN(@PENwitmi)です。
仮想通貨のDeFiで資産運用しようとしたとき、一番難しいと感じるのが送金ではないでしょうか。
Binanceの口座から、オンライン上の財布Metamaskに送金するのを失敗すると、資産が一瞬でどこかへ消えてしまいます。
そしてその資産は誰も保証してくれません。
なので、送金は一番緊張する瞬間の1つです。
この記事では、BinanceからMetamaskへの送金を写真付きで解説していきます。
注意深く操作するように心がければ、実は何も難しいことはありません。
ビットコインとBNBの2つの通貨を例に紹介しているので、参考にしてみてください。
なお、イーサリアム(ETH)をMetamaskに送る場合については、別の記事で解説しています。
(参考記事:【画像で解説】Binance Smart Chain(BSC)にETH(イーサリアム)を送金する方法)
なお今回は、Binance Smart ChainでのDeFi運用を想定しています。
他のネットワークの場合は操作が変わるので、別のブログを参考にしてください。
Binanceの口座をまだ作っていない人は、こちらのリンクからサクッと作ってしまいましょう。
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ビットコインをBSCのMetamaskに送金する
注意点は2つ
ビットコインをMetamaskに送金するとき、注意すべきことは大きく2つに分かれます。
・Binanceでの送金指定先が、BSCになっているか
Metamaskは、今回使っていくBinance Smart Chain(以下BSC)以外のネットワークでも使われるウォレットです。
なので、BSC以外のネットワークのアドレスになっていないか注意します。
また、BinanceはBSC以外にも様々なネットワークに送金ができるようになっています。
これも、BSCが送金先に指定されていなければいけません。
無理やり例えるなら、荷物の送り先として、
「送り先の国が間違ってないか」
「受け取る住所が間違ってないか」
の両方を確認する必要があるということです。
アメリカの世田谷区に、みたいなトンチンカンな指示をしてしまうと、荷物は世界で迷子になって行方不明になります。
それでは、順に説明していきます。
MetamaskをBSC用の設定に切り替える
DeFiで資産運用していくためには、まずオンライン上の財布であるMetamaskを用意する必要があります。
ChromeやFirefoxの拡張機能としてダウンロードすることになります。
まだセットアップできていない人はこちらのリンクから
さて、Metamaskは初期設定ではBinance Smart Chainで使えるようになっていません。
BSC用のカスタムをする必要があります。
Ethereumメインネットとかかれている部分を選択し、カスタムRPCを選択します。
その画面右側に、次の情報を入力して、BSCの財布を作りましょう。
上から順にこんな感じです。
New RPC URL:https://bsc-dataseed.binance.org
Chain ID:56
Symbol:BNB
Block Explorer URL:https://bscscan.com
これでBSCが追加されたら、MetamaskがBSCの画面になっていることを確認します。
アドレスは0xから始まる文字列になっていますか?
これで、Metamaskの正しい住所が用意できました。
BTCBトークンをMetamaskに追加する(カスタムトークン)
これからビットコイン(BTC)をBSCネットワークで扱っていくことになります。
BTCは、BSCに送金した時点で、BTCBという別のトークンとして表示されます。
BCTBはBTCと事実上同じものです。
ただ、BSCで取り扱えるようにするために、便宜上BTCBというものに置き換えられています。
これはまたBinanceなどの口座に戻したとき、ちゃんとビットコインに戻るので安心してください。
BTCBの価値は、BTCと連動しています。
なので、BTCが値上がりすると、ちゃんとBTCBも値上がりします。
さて、そんなBTCBですが、Metamaskの初期設定のままでは表示されないようになっています。
BSC用のMetamaskの画面にいき、下の方にいくと「カスタムトークンを追加」するボタンがあるのでそこから追加します。
②BSCscanのサイトで、トークンのアドレスをコピーする
③カスタムトークンを選び、Contract addressにアドレスをペーストする
④「次へ」「トークンを追加」と順番に進む
まずはトークンを追加を選ぶと、次のような画面に移動します。
このToken Contract Addressを入力したら、画面を進んで追加するだけですね。
BTCBのアドレスについては、こちらで入手することができます。
上のリンクから、Contract:の先にある文字列をコピペするだけです。
それ以外の項目は、Addressを入力した時点で勝手に増えてくれると思います。
この設定をしていないと、MetamaskでBTCBの残高を確認することができません。
確認できないだけでデータとしてはちゃんと存在するのですが、やっぱり見えないと不安ですよね。
欠かさず設定しておきましょう。
BinanceからMetamaskに送金する
さて、やっと本題のBinanceからMetamaskへ出金です。
まずはBinanceのウォレットメニューから
「フィアットと現物」→「出金」→「仮想通貨」と進んでいきます。
通貨がビットコインであることを確認してください。
次に、Metamaskのアドレスをコピペして、画面右にあるアドレス欄に貼り付けます。
この際、下のネットワーク選択が「バイナンススマートチェーン」であることを確認します。
下に小さくBEP20(BSC)と書かれているやつです。
あとは、送金したい金額を入力して、「提出」するだけです。
きちんとアドレスの指定さえ出来ていれば、大して難しい作業ではありません。
送金はネットワークの承認を受けて実行されるので、Metamaskに残高が反映されるまで少しだけ時間がかかります。
その間に、BNBの送金を済ましてしまいましょう。
BNB(バイナンスコイン)をBSCのMetamaskに送金する
基本操作・注意点はビットコインの送金と一緒
さて、ビットコインと一緒に、BNBの残高もMetamaskに送ってしまいましょう。
ビットコインの送金ができた人なら、BNBもかんたんに送金できます。
少しだけ画面が違うだけです。
Metamaskの設定が BSCになっていることを確認する
まず、Metamaskの設定がBinance Smart Chain(BSC)になっていることを確認してください。
さっきビットコインを送ったばかりの人であれば心配ありません。
送金先のアドレスは何回でも確認しておきましょう。
ここを間違えると、自分の資産はどこかへ消えてしまいます…。
BinanceからMetamaskに送金する
準備ができたら、BinanceからMetamaskにさっそく送金しましょう。
「ウォレット」→「フィアットと現物」→「出金」→「仮想通貨」と移動します。
今回送金したいのはBNBなので、ビットコインからBNBに切り替えます。
BNBが送金できる先のネットワークには、BNBとBSCがあります。
ここで間違えてBNBを選ばないでくださいね。
バイナンススマートチェーン(BSC)を確実に選んでください。
そして、Metamaskのアドレスをコピペします。
ビットコインを送ったときと同じアドレスで大丈夫です。
あとは提出して終わりです、かんたんですね。
Metamaskの設定さえ最初にちゃんとしていれば、それほど難しいことはありません。
0.1BNB以下の出金はできないことに注意してください。
ようこそBinance Smart Chainへ
BinanceからMetamaskへの送金が終わったら、これからはBSCでの操作がメインになってきます。
DeFiで資産運用していくための準備が整いましたね。
おめでとうございます。
BSCのDeFiでの運用については、こちらの記事を参考にしてみてください。