どうも、奨学金1500万プレイヤー阪大生のPEN(@PENwitmi)です。
仮想通貨を買って、イーサリアムやBSCを触り始めるとまず出会うのが、METAMASKです。
「METAMASKって何?」
「どうやって使うの?」
という人のために、かんたんに解説してみました。
オンライン世界の財布
仮想通貨=オンライン世界のお金
「まずそもそも仮想通貨とは何だ」という話から始めておきます。
仮想通貨は、かんたんに言うとオンラインの世界上に存在するお金です。
そのうち現実世界の決済でも使えるようになりますが、今のところはオンライン世界上のものだと思ってもらって大丈夫です。
ブロックチェーン=オンライン世界の中にある国
オンライン世界と一言で言っても、その中には様々な社会があります。
イーサリアムネットワークであったり、Binance Smart Chain(BSC)だったりが、これにあたります。
これらのネットワークをブロックチェーンと言います。
まぁ、オンライン世界の中の、国とでも考えておきましょう。
現実社会では、国が違えば、通貨も銀行も違いますよね。
オンライン社会でもそれは同じで、ブロックチェーンが異なれば使える通貨が変わったり、利用できる金融サービスが変わったりします。
METAMASKとは
イーサリアムネットワーク用の財布
さて、そろそろ本題に戻ります。
METAMASKは、仮想通貨用のウォレット(財布)です。
仮想通貨の中でも、特にイーサリアムネットワーク用に開発されています。
なので、METAMASKは、イーサリアムネットワークという国に最適化された財布ということですね。
各通貨がどれだけあるのか確認できる。ゼロです
BSCでも使える
METAMASKはイーサリアム用に作られたウォレットです。
しかし、設定すればBSC(Binance Smart Chain)でも使うことができます。
同じ財布の中で、円もドルも管理している感じです。
日本に持っていっても、アメリカに持っていってもOKです。
もちろん国ごとに財布を使いわけることも可能です。
私は今のところイーサリアムを使っていないので、BSCでだけ使っています。
さっきの画面はイーサリアムの財布を表示していたので、残高ゼロなんです。
Chromeなどのブラウザアプリとして使用
METAMASKはオンライン上でアカウントを作成して使います。
実際にはChromeなどのブラウザの拡張機能(アプリ)として使うことになるので、ブラウザが限られてしまいます。
私はChromeで利用していますが、Firefoxにも拡張機能が用意されてるみたいですね。
EdgeやInternet Explorerでは使えないことに注意が必要です。
いろんなプログラムと接続する
オンライン上にMETAMASKのウォレットを用意すると、様々なサービスを使えるようになります。
具体的には、通貨を交換したり、通貨を借りたり、逆に通貨を貸出したりすることができます。
例えばイーサリアムネットワークであれば、Compoundや、SushiSwap、UniSwapなどのDEX(取引所)が使えますね。
BSCであれば、VenusやPancakeSwapなどが使えるようになります。
逆にいうと、これらのプログラムはウォレットとつなげないと利用できません。
財布も持たずに銀行行っても、何もできないのと同じですね。
別の取引所口座からお金を移す必要がある
METAMASKという財布を用意するだけでは、勝手に中にお金が増えたりすることはありません。
Binanceなどの取引所の口座から、METAMASKのアドレスに送金する必要があります。
Binanceの口座を持っていない人は、サクっと作ってしまいましょう。
送金するときは、自分がどのネットワークの通貨を使いたいのかに注意する必要があります。
METAMASKで複数のブロックチェーンを管理できますが、ちゃんと分かれて管理されています。
BSCでお金を使いたいのに、イーサリアム用のところに入っていたりすると、使えません。
また、送金先のアドレスを間違ってしまうと、インターネットの海の中にお金を捨てることになります。
十分注意してくださいね。