どうも、奨学金1500万プレイヤー阪大生のPEN(@PENwitmi)です。
前回の記事では、つみたてNISAについて簡単に紹介させていただきました。
「つみたてNISAが便利なのはわかった。けど実際に始めるとなったらどうしていいのかわからない」
そんな人のために、もう少し掘り下げて紹介させていただきます。
「そもそもつみたてNISAってよくわからないなぁ」という人は、前回の記事から読むことをオススメします。
どの投資信託を買えばいいのか
つみたてNISAで買える投資信託は限定的
いざ、つみたてNISAで投資信託を買おうと思っても、どの投資信託を買えばいいのか悩んでしまうと思います。
世の中には、非常に多くの投資信託が販売されているからです。
しかし、ここでいいお知らせがあります。
投資初心者向けの制度であるつみたてNISAは、活用できる投資信託が限定されています。
限られたものしか買えないというと良くない印象かもしれませんが、逆に初心者向けのものだけに絞られているために選びやすいというメリットがあります。
つみたてNISAを活用する時点で、国が選んだある程度初心者向けのラインナップが用意されているのです。
インデックスファンドを買う
とはいっても、つみたてNISAで変える投資信託だけでも選ぶには多いと感じるかもしれません。
まず覚えてほしい言葉として、「インデックスファンド」というものがあります。
投資信託は、「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類に分けられます。
「インデックスファンド」は、日経平均やJASDACなどの経済指標に合わせて運用されるもので、最大の特徴は信託手数料が安いことです。
「アクティブファンド」は簡単に言うと、儲かるためには何を買えばいいかを金融のプロが考えて運用されるもので、特徴としては信託手数料が高いです。
儲かるためのファンドと言えば聞こえはいいのですが、株式市場において常に勝ち続けるということはあり得ません。
なので、結局アクティブファンドの方がインデックスファンドよりも運用成績が悪いということもあるのです。
しかも、成績が悪い時であっても、プロが考えて買っているので、その給料としての信託手数料がしっかりとかかります。
長期的に運用していくには、インデックスファンドの方が固定出費が抑えられる分、有利であることがすでに分かっています。
つみたてNISAで選ぶべきは、この「インデックスファンド」です。
特に、購入時の手数料が無料な「ノーロード」なものがオススメです。
複数のインデックスファンドに分散させる
インデックスファンドの中にも、投資する地域や商品の種類などでいくつかに分類されます。
日本の株式に投資するインデックスファンドもあれば、先進国や新興国に投資するものまで様々です。
ここで大切なのは、どれが一番いいとかで選ぶのではなく、複数に分散しておくことです。
たとえば米国株式(S&P500)に投資するインデックスファンド、日本株式(日経225)、新興国など、様々なインデックスファンドを組み合わせて購入します。
これをポートフォリオと呼びます。
そもそも投資信託のメリットは、複数の会社の株に分散することでリスクを減らすことにあります。
せっかく分散させる先が、例えば全部日本の会社だとしたら、日本の経済が停滞したときにすべてオジャンになる可能性すらもあるということです。
理想は世界中の様々な会社に投資することなので、多様なインデックスファンドを買っていくのが低リスクな運用ということになります。
逆に言うと、複数のインデックスファンドを買っても、それが全部国内株式では意味がないということです。
日経平均、日経225、TOPIXなど、日本のインデックスばかり買っていてもあまり意味がありません。
私のポートフォリオ
ここまでをまとめると、つみたてNISAでオススメな投資信託は、
・手数料が安くて、
・分散投資できるもの
ということになります。
これを踏まえて、私は次のような投資信託でポートフォリオを組んで購入しています。
・eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
・eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
・eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
ポートフォリオをよく見ると投資先が被っていたりしますが、これはバランスを自分の理想まで整えるためにそのようになっています。
eMAXIS Slimシリーズは信託手数料などが非常に安く使いやすいのでお気に入りです。
よく似たeMAXISシリーズとは手数料が全然違うのでご注意ください。
どうやってつみたてNISAを利用するのか
まずは証券会社でつみたてNISA口座を開設する
つみたてNISAは投資信託を購入するための制度なので、まずは投資信託を取り扱っている証券会社の口座を作る必要があります。
普通の口座とNISA口座を別々に持つ必要があることが多いです。
様々な証券会社がつみたてNISAを取り扱っていますが、証券会社によって購入できる投資信託が少し異なります。
ただ、取り扱っている投資信託の多くは被っているので、証券会社が違うから困る、ということはほとんどありません。
どの証券会社がいいのか
世の中には証券会社がたくさんありますが、個人的にはネットでやり取りが完結する証券会社が一番オススメです。
ネット証券会社であれば、自分の思っているのと違う商品などを営業として案内されることがありません。
また人件費があまりかかっていない分、各種手数料も安いことが多いです。
大手のネット証券で有名どころは3つあり、
・マネックス証券
・楽天証券
は多くの人に利用されています。
私はマネックス証券を利用しています。
SBI証券の特徴はTポイントと連携していること、楽天証券は言わずもがな楽天ポイントと連携していることです。
マネックス証券は独自のポイント制度ですが、サイトやアプリのデザインが非常に使いやすくわかりやすいことが特徴です。
特にマネックス証券のNISA口座は、普通の株や投資信託と同じように管理することができるので、私は非常に満足しています。
つみたてNISA以外にも金融リテラシーをつけよう
今回の内容をまとめると、
ということになります。
つみたてNISAに限らず、お金について知っておくべきことはまだまだたくさんあります。
『お金の大学』という書籍では様々な「お金の常識」がわかりやすく解説されているので、非常におすすめです。
ぜひ一度目を通してみてください。