つみたてNISAって結局何?【奨学生に必要なお金の知識】

奨学金

どうも、奨学金1500万プレイヤー阪大生のPEN(@PENwitmi)です。

 

お金に関する制度は非常に分かりにくく、高校大学はもちろん社会人になっても誰も教えてくれません。

だからこそ奨学金を借りている我々は、自分を守る手段として、お金について自分で学んでいく必要があります。

 

今回は、つみたてNISAの制度について、簡単に、必要最低限の範囲で解説してみようと思います。

奨学生が経済的に安定・成功していくためには、必要不可欠な制度です。

 

少しずつでも、理解の助けになれば幸いです。

 

つみたてNISAとは

NISA:投資信託の運用の税金を減らしてくれる制度

 

今回説明するNISAという制度は、簡単にいうと税金を減らしてくれる制度のことです。

税金といっても、住民税や消費税ではなく、投資で得た利益にかかる税金です。

 

なんだ投資か。自分には関係ない世界だな

 

なんて思わないでくださいね。

 

社会保障費が膨れ上がり、さらに超低金利時代を迎えている今の日本では、昭和の時代のようにただ貯金しているだけでは全く歯が立たない世の中になっています

一つ一つ、ゆっくりでいいので、金融リテラシーをつけていくことが、奨学金を借りていても経済的に安定できる唯一の近道です。

 

一般NISAとつみたてNISA

 

NISAには2種類あり、簡単に言うと、

一般NISA:短期的な株式や投資信託の売買に向いている制度
つみたてNISA:長期的に投資信託でこつこつ資産を作るのに向いている制度

です。

 

2つのNISAは併用できないので、どちらかの制度を選んで活用することになります。

投資の初心者が特に利用しやすいのが、つみたてNISAです。

つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。つみたてNISAの概要:金融庁

 

ごちゃごちゃと書かれていますが、初心者が毎月お金を積み立てて資産を作っていくのを助けるために作られた制度ということです。

本来ならかかる税金が減らされていることで、より資産を貯めやすいのです。

 

投資信託ってなに?

 

資産運用、投資と言えば、「株」?

 

そもそも、投資信託とはいったい何なのかわからない人も多いですよね。

資産運用や投資といえば、株のイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

 

株ってなんだか怖い、という先入観を持っている人もいるかもしれません。

株で人生に影響が出るような大損をして…というのは、何も知識もない状態で保険屋や銀行に騙され、退職金を全額ハイリスクな運用をしてしまったりすることが原因です。

きちんと金融教育を受けていれば、このような事態にはならないので安心してください。

 

さて、この株式投資ですが、いろんな会社の株を分散して買っておけば、倒産や暴落などのリスクを減らすことができることが一般に知られています。

しかし、ひとつの会社の株を買うだけでも多くのお金が必要なのに、さらに複数の会社に分散して投資するのは、かなり多くの資金がないとできません。

 

皆でお金を出し合って株を買うのが、「投資信託」

 

一人でいろんな株を買うのが難しいなら、同じような境遇の人のお金を集めて分散投資すればいいじゃないか、というのが「投資信託」です。

 

例えば投資信託を1万円分購入すると、1万円がいろんな会社に分散して投資されていることになります。

 

投資信託のメリットは、低リスクで少額からでも購入できることです。

本来1万円で株式をいろいろ買うなんてことは絶対にできません。

 

その代わり、投資信託には分散投資の代行手数料が必要です。

手数料は投資信託の種類によって大きく異なります。

 

もちろん、手数料は低ければ低いほど、長期投資には有利ですね。

固定コストは減らせば減らすほど、長期投資では大きなリターンが見込めます。

 

株と同様、証券会社の口座で購入できる

 

いざ投資信託を買おうと思ったときに必要なのは、証券会社の口座です。

 

証券会社の口座を作る、というとなんだか敷居が高そうな雰囲気があるかもしれませんが、銀行口座を作るのと同じくらい簡単なので安心してください

 

証券会社にもいろいろ種類がありますが、対面でいろいろ相談に乗ってくれるような証券会社よりも、ネット証券会社の方が最近は流行です。

対面で相談に乗ってくれるということは、それだけ人件費などがかかっているので、何かしらの手数料ビジネスが必要だからです。

 

私はマネックス証券を利用していますが、楽天ポイントを貯めている人や楽天カードを利用している人は楽天証券がオススメです。

株や投資信託の購入にも楽天ポイントが付与されるからです。

 

つみたてNISAを使うと、運用利益にかかる税金が控除される

 

投資信託を運用して得られた利益には、本来約20%の税金がかかります。

さらに投資して複利で稼げるはずの20%がなくなってしまうというのは、長期投資においては非常に痛手になってしまいます。

 

その痛手の税金を控除する制度が、NISAという制度なのです。

とくに、つみたてNISAは長期投資の税金控除の制度として非常に優秀です。

一般のNISAよりも投資できる年間の金額は減ってしまいますが、その分長期にわたって利用できるようになっているからです。

 

なぜ奨学生には、つみたてNISAがオススメなのか

奨学金返済と資産運用をするうえで重要な2つのポイント

 

奨学金を返済している層は、経済的にあまり豊かでない人が多いと思います。

 

なので、資産運用をするうえで重要なことは、

①何かあったときに引き出せること
②少額からでも始めやすいこと

だと考えています。

経済的に豊かな人であれば、利益が最大化できてなおかつ大きな資金を動かせることが重要かもしれません。

しかし、私たちにとって、必ずしもそれは正解ではありませんよね。

 

iDeCoは、老後まで引き出せない

 

NISA制度と一緒によく話に挙がるのが、iDeCoという制度です。

 

iDeCoについて詳しくは別の機会で紹介しますが、基本的には年金制度の一種だと思っておけば間違いありません。

年金ということは、その恩恵を得られるのは、老後や引退後ということになります。

 

経済的に十分豊かになっているのであればまだしも、5年後10年後の見通しが立っていないような状態では、iDeCoから始めるのはオススメできません。

他の投資で十分資産を蓄えてから始めるべきだと思います。

 

つみたてNISAは、投資信託を売却することで(銀行預金よりはタイムラグがありますが)引き出すことが可能です。

いざというとき、に使える資金があってこその、資産運用です。

 

貯金(生活防衛資金)が少し貯まってから始めたい

 

いざというとき、に使えるお金が大切だと言いました。

 

つみたてNISAに投資した資産は、引き出す際に少しだけタイムラグが生まれてしまいます。

例えば、明日すぐに必要、といったケースに対応できないことがあります。

 

なので、緊急時に生活を維持できるだけのお金は、銀行口座に現金として貯金しておく必要があります。

このお金のことを、生活防衛資金といいます。

 

生活防衛資金は、50~100万円もあれば十分だと言われています。

完全に貯まりきっている必要はありませんが、ある程度貯金の目安がついてからつみたてNISAを始めると安心ですね。

 

私は生活防衛資金を貯め始めるのと、つみたてNISAを始めたタイミングは同時でした。

不安な人は、まず10万円くらい貯金が貯まってからつみたてNISAと併用してみてはいかがでしょうか。

 

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NPO法人CLACK 副代表理事
薬局薬剤師(管理薬剤師)

家庭の事情で家から独立し、大学中退・再受験で奨学金1500万円を超える苦学生時代を経験。
現在は薬局の管理薬剤師として働きながら、自社Webサイト管理・LP作成・Webマーケティングなどを兼務。
また本業の傍ら、10年の塾講師歴を活かしつつ、NPO法人CLACKの副代表理事を務める。

2013年 大阪市立大学理学部中退
2013年 大阪大学薬学部薬学科首席入学
2019年 大阪大学薬学部卒業

TOEIC公開テスト 925点。実用英語技能検定準1級。
著書『塾講師のいろは』

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