どうも、奨学金1500万プレイヤー阪大生のPEN(@PENwitmi)です。
今回は、薬剤師国家試験の対策をいつから始めるべきか、というテーマです。
CBTが終わり、病院実習・薬局実習を終え、卒論の結果が出始め、就活をし、論文を書き…と、流れるように薬学部の後半は過ぎ去っていきますよね。
どのタイミングから勉強すればいいんだ、と思う人もいるでしょう。
結論から言うと、
節目を待たず、今すぐ始める
が正解です。
初めてこのブログを読む方は、ぜひ先にまとめページをご覧ください。
国試対策の記事とその概要をまとめて紹介しています。
いつから国試対策をするべきか
本当の理想は5年に上がってすぐ
国試対策を始めるタイミングとして理想的なのは、5年生に入ってすぐです。
「5年は実習があるから…」という気持ちはもちろんわかります。
あくまでも理想です。
しかし、6年生になると想像以上に忙しいのが現実です。
5年生は、実習があるのは合計22週間。
逆に言うと、残りの30週間はパッタリと実習がありません。
この時期のうちに、勉強スタイルを確立するのが効率的です。
薬学部の6年生は忙しい
薬学の6年生は、想像以上にバタバタしています。
春~夏は就活がありますし、それが終わったら秋までに研究。
研究発表が終わって一息ついたら、もう冬です。
「そこまで放置していても絶対に受かる」という自信がない限り、就活や研究の隙間に国試対策勉強をすることになります。
6年になってから、何をしたらいいのか・いつ勉強をするのか、をゆっくり考える暇はあまりないのが実情です。
6年から始めるなら、工夫が必要
先ほど言ったように就活や研究の隙間時間に勉強を進めていくには、工夫が必要です。
隙間時間にやるための勉強を、うまく構築していく必要があるからです。
闇雲に青本を隙間時間に読んでも、効率が悪いだけ。
何より、就活中にあの大きな本は持ち歩けません。
しかし、忙しい時期は、机に向かう時間よりも隙間時間の方が多いはずです。
電車の待ち時間、乗っている間、待ち合わせの隙間時間、実験の待機時間、様々な隙間時間があるはずです。
多くの人はその隙間時間を、SNSを見たり、特に意味のない就活コラムを読んだりして過ごしてしまっています。
隙間時間に勉強できるかどうかは、勉強の効率を上げるうえでは最も重要な項目です。
勉強方法の確立が最優先
なぜ国公立大の薬学生は、2か月で国試対策が間に合うのか
多くの国公立大薬学生は、12月もしくは1月から対策勉強を始めます。
そこまでに何か勉強しているのかと問われると、完全にノータッチという人も少なくありません。
それでも、それなりの合格率で薬剤師国家試験に合格します。
(分母が25人しかいないので、合格数ランキングなどには絶対登場しませんが)
国公立勢が合格できる一番の理由は、勉強方法が確立されているためです。
高校生活・大学受験・その後の大学生活で、自分に最適かつ効率のいい勉強方法を見出している人が多いのです。
やみくもにただ量をこなすのではなく、効率よく最小限の労力で最大限の成果を出すなら、短期間でも間に合うということです。
もちろん地頭の良さなども手伝っている部分はあるでしょう。
しかし最も貢献しているのは、「何をしたら点が上がるのか知っていて、その通りに淡々と勉強をこなし、大学に合格した」経験です。
前日徹夜だけで勉強が終わる人は、そのノウハウを持っている、ということです。
隙間時間に何をするか、具体的に決める
勉強を始める、というと、机に向かってノートを書くイメージを持つ人も多いでしょう。
しかし、その机に向かう勉強は、メインの勉強ではありません。
国家試験のような暗記量の多い試験はむしろ、隙間時間での暗記がうまくいくかどうかにかかっています。
最も大切なのは、その隙間時間に何をするべきか、具体的に決めてこなしていくことです。
勉強の流れは、次のようにすると効率がよくなります。
効率のいい人、効率の悪い人
「たまには電車で単語でも覚えようか」という人が単語を覚えられることは、まずありません。
そういう人は、電車で終わらせられるはずの単語暗記に、わざわざ貴重な机の時間を割いてしまいます。
これが効率の悪い勉強の典型例です。
効率がいい人は、「来週の日曜日まで、電車に乗ったら毎回このリストを解こう」と決め、実際に実行する人です。
そういう人は、その来週の日曜日までの間にさらに別の範囲の理解を進めているので、次に暗記すべき内容もリストアップできています。
この作業を淡々とこなしていけば、点は普通に上がっていきます。
私はノートとメモ帳(問題リスト)の併用
私自身の勉強方法は、
という内容です。
これについては、別記事で詳しく紹介しています。
さいごに
隙間時間を制する者は、国家試験を制します。
大学入試で合格する塾の生徒の多くは、隙間時間の使い方が上手でした。
まずは、自分の勉強方法を確立し、効率の良い勉強が出来るようにしてみてください。