どうも、奨学金1500万プレイヤー阪大生のPEN(@PENwitmi)です。
2021年5月19日、ビットコインやイーサリアムを含む仮想通貨の大暴落が起こりました。
新垣結衣さんが結婚されたことと合わせて、一部の界隈ではガッキーショックと言われているようですが…。
私自身はというと、1周間前に比べて仮想通貨の総資産額が半分になり、おおよそ89万円の損害に上りました。
しかも、底値で買えたはずのビットコインを、手間取っている間に逃してしまう始末…。
というわけで、この大損害がどのようにして生まれたのか、忘備録として残しておきます。
ガッキーショックで何が起こったのか
1週間に様々なマイナス報道
今回の暴落が起こるまでにも、様々なマイナス要因が報道されていました。
それにつられて、仮想通貨は少しずつ全面安に。
Binanceに米規制当局からの調査が入ったり。
(参考リンク:https://www.coindeskjapan.com/108637/)
イーロン・マスクがビットコインによる電力消費に懸念を示したり。
(参考リンク:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-05-13/QT1UFFDWX2Q101)
その結果、テスラ社がビットコイン決済を取りやめたり。
(参考リンク:https://jp.techcrunch.com/2021/05/13/2021-05-12-elon-musk-technoking-of-tesla-orders-a-halt-to-bitcoin-car-payments/)
すでにここまででも十分なインパクトがありました。
ここにトドメを刺したと思われるのが、中国人民銀行が仮想通貨を決済手段として認めない方針の報道です。
中国銀行業協会とインターネット金融協会など国営金融関連協会は中国人民銀行に代わり「金融機関は仮想通貨と関連したいかなる活動もしてはならない」と明らかにした。仮想通貨を通じた決済と取引、投資などをすべて禁止した。
(参考リンク:https://news.yahoo.co.jp/articles/67b82428d8099b3fc7c02158a1f6facc1c096b2a)
もともと2021年に入ってからは仮想通貨バブルと言われていて、投資家の新規参入も増えていました。
新規の人たちは、自分の仮想通貨が下がってしまうと、不安で一気に売ることが多いように思います。
今回の暴落は、こうした不安の売りがさらなる売りを呼んだ結果起こったのではないかと思われます。
運命の22時09分
4月中旬ころは690万円に達していたビットコインですが、5月は少しずつ値下がりして560万円に。
マイナス報道を受けて、一週間でさらに下がって490万円にまで下落していました。
5月19日、深夜の間に470万円に下がっていたビットコインが、午前中に430万円にまで暴落。
すでにガッキーショックは始まっていました。(多分、結婚報道はまだだったと思いますが)
夜に、今日の相場は大荒れだったなぁと思いながらチャートを見ていると、瞬間的に様々な通貨が大暴落をはじめました。
ビットコインは330万円まで滝のように下落。
32万円あったはずのイーサリアムも、一気に22万円まで下がりました。
おそらくこの瞬間的な暴落で各地でロスカット(強制精算)が起こったと思います。
私も、Alpaca FinanceのFarmでロスカットされていました。
私の損害
1週間前に比べ、仮想通貨総資産が半分に
5月中はイーサリアムが好調だったため、資産はどんどん膨らんでいました。
それが一気に大暴落したわけです。
BSC DeFiの通貨も軒並み暴落し、全体で89万円の資産が消し飛んだことに。
細かい内訳は公表しませんが、主にBTC,ETH,CAKEの暴落が原因です。
Alpaca Financeのロスカットでも600ドルくらいは損しているかと思われます。
(そもそもBNBが下落しているので、厳密に計算するのが面倒)
Venusではロスカット阻止成功
ビットコインの暴落に気付いたときに、まず最初にやったことが、Venusのロスカット阻止です。
私は主にビットコインを担保にBUSDを借りて運用していました。
ビットコインが値下がりすると、借り入れ上限が下がってしまいます。
画面を開いたとき、借入額は上限の95%に迫っていました。
これはまずいと思い、急遽Binanceに温存していた僅かなビットコイン(0.013BTC)をVenusに追加投入。
手元にあった20BUSDも即返済しました。
操作が完了の直前、98%にまで借り入れが迫っていて、秒単位で間に合うかどうかの瀬戸際。
ぎりぎりトランザクションが通って、なんとか担保内に収めることに成功しました。
ビットコイン底値の買い増し失敗
次に取った行動が、底値のビットコインの買い増しです。
350万円くらいにビットコインが下がっているのを見て、すぐに取引所にアクセス。
すると日本円残高を補充し忘れていたため、銀行からオンライン送金する必要がありました。
ここで、ゆうちょ銀行から送金しようとしたのですが、何故か対応しておらず、失敗。
慌てて、三菱UFJ銀行を経由して送金したのですが、時既に遅し。
330万円の底値から1分経ってしまっていて、注文を入れる頃には400万円まで引き戻されていました。
年始以来久々の水準だったので、なんとしても買いたいと思ったのですが…。
これは非常に残念でした。
330万円と400万円では20%違いますから…。
今後の方針
よく考えると元の水準に戻っただけ
冷静にspread sheetで損益を計算して、今後の方針について考えました。
よく考えてみると、私自身は通貨をそれほど失っていないことに気づきます。
値動きによる変動があっただけで、通貨の枚数はそれほど減っていません。
ETHは2000ドルの底値をつけていましたが、記録によると4月8日がそれくらいの相場です。
1ヶ月ちょっと前の水準に戻っただけですね。
この間、ETHを買い増したりしていないので、損は0です。
BTCは、年始もしくは2月初頭の水準の相場にまで落ちています。
しかし、言ってしまえば、年始よりもまだ高い。
この間、それほど大した買い増しもしていません。
逆に言うと、今が買い増しチャンスかも。
そう思うと、330万円のタイミングを逃したのが悔やまれます。
取引所には残高を準備しておく必要性を感じました。
利確していなかったのは痛手
とはいえ、やはりそれぞれの通貨が高値をつけていたときに、少しでも利確しておかなかったのは反省です。
CAKEやALPACAなどの通貨は、少しくらい利確しておけばよかったかもしれない。
私は基本的にガチホ勢なので、利確をするのが苦手なんです。
BTCとETHはガチホを心に決めているので、BSC DeFi銘柄で利確していく癖をつけたほうがいいかもしれないですね。
値下がりしている今は、ビットコイン買い増しのチャンスか
ガチホ勢の私としては、ここから先にビットコインとイーサリアムが下がっていっても、ただ買い増していくだけです。
買う分には、安いほうが嬉しいんですよね。
DeFiの運用規模が小さくなってしまうのが難点ですが、そこはリスクコントロールということで。
coincheckのつみたて投資も、少し額を増やそうかなと画策しています。
(参考記事:コインチェックのつみたて投資を実際に始めてみた【coincheckつみたて】)
投資の判断は人それぞれですが、ぜひ皆さんもcoincheckつみたてを利用してみてください。