ALBITのA3GPを使ったテレキャスターの音作り

to play Guitar

(2018.3.24追記:音が分かるような動画を挿入しました)

どうも、奨学金1500万プレイヤー阪大生のPEN(@PENwitmi)です。

 

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私は主にシングルコイルのギターを使っていて、ストラト使いを名乗っています。

ただ、実際には誘われるバンドの種類などからテレキャスの方が使用頻度が高く、より音作りが定まってきているのもテレキャスです。

持っているギターの中で一番高いのも、実はテレキャスター。

とは言ってもFender USAのAmerican Standard(実売14〜18万円程度)なので、そんなに高いギターではありません。

 

今回はそんな私の実際のテレキャスの音作りでの、プリアンプやエフェクターの設定をご紹介します。

 

私の音作りや演奏の美学はこちらを参考に。

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普段演奏するのは東京事変

私は東京事変のコピーバンドをすることが多いので、テレキャスは東京事変の音作りが軸です。

東京事変のギタリストは浮雲(長岡亮介)で、彼はカントリーなフレーズをトリッキーに弾いています。

正直とてもコピーが大変ですが、東京事変ばかりコピーしていると慣れてきました。

他には椎名林檎名義のJ-POPなどもよく演奏します。

 

お察しのとおり、ディストーション以上歪ませることはあまりありません。

基本はクランチの音で、たまにディストーションをかける程度です。

透明人間 / 東京事変(コピー)

こんな感じ。

メタラーの方は戻るボタンをどうぞ。

 

テレキャスはセンターで弾く

私の好みですが、テレキャスはセンターで弾くと一番個性が出ると思います。

ボーカルとは別の抜け方であまり邪魔をせず、テレキャスのプリプリ感(?)が最も前面に出ています。

 

フロントの音も好きですが、それならテレキャスじゃなくてもいいな、と。

フロント使うならストラトにします。

リアはたまに使いますが、ハイが少し邪魔です。

 

ガヤガヤゴチャゴチャ感をあえて出したいとき(群青日和)、もしくは完全に背景として音圧とコード感だけに寄与したいとき(閃光少女)などはリアを使います。

 

群青日和 / 東京事変(コピー)

 

トーンは少し絞る

テレキャス本体のVOLは10、TONEは6〜10で調節しています。

 

私のテレキャスはツマミに目盛りがないので完全に感覚なのですが、多分6付近を使っている気がします。

トーンを絞っていくと一気に抜けが悪くなるポイントがあるので、その手前でストップです。

 

フルテンに比べて不快な高音域が消えて、ボーカルの邪魔をしないスッキリした音になります。

特に、強くピッキングしたときに、ギャンギャンならずブリブリ(?)鳴ってくれるようにしています。

 

ただ、そのときのアンプの調子などによって大きく変わる上、気分もあるので文章で表すのは難しいですね。

前に出た音で弾きたいときはフルテンも使いますし、後ろに引っ込めたかったら6にしますし。

ポッドの種類の差やギターの個体差も大きいので、あくまでも参考程度にしてください。

 

ピックはJAZZⅢのULTEX

シングルコイルを弾くときは大体ULTEXのJAZZⅢを使います。

 

他のJAZZⅢシリーズに比べて、不要な弦の高音ノイズが鳴りません。

まぁ鳴らさない技術があるのなら他でもいいのかもしれませんが、私は未熟なので。

 

JAZZⅢなのは、このサイズのピックに慣れすぎて他を使えないからです。

 

ハイを消す音作り

お気付きかもしれませんが、私はあらゆる方法でテレキャスの高音域を消しにかかっています

 

高音域を武器とも思っていませんし、中音域がしっかり出ていればちゃんと抜ける音になります。

尖りすぎている輪郭を少し丸めるくらいが一番使いやすいと思います。

 

たまにVPICKSのV-SPL

JAZZⅢとほぼ同じサイズですが、アクリルなので音はかなり硬くなります

 

エッジ処理が綺麗で引っかかりが全然ありません。

弦離れが速いとでも言いますか、すごくスムーズに弾けます。

 

このピックを使うのはカッティングの切れを強調したいとき(キラーチューン)ですね。

キラーチューン / 東京事変(コピー)

 

ピックスクラッチはしたくありません、高価なので。

そもそもあまり見かけませんが、その辺で買うと750円。

皆の味方、SoundHouseでも500円弱します。

 

透明なので、落とすと絶望的に見つかりません。

 

アンプ類セッティング概要

ここから更にマニアックな内容になります。

 

ボードにはゴチャゴチャ色々と載っていますが、実は構造としてはシンプルです。

飛び道具やチューナーを除いた、音の軸に関する部分は次の図を。

私は音作りの軸をALBITのA3GP MarkⅡというプリアンプで作っています。

基本はプリアンプでクランチを作り、そのセンドリターン回路の中に入れたODで少し歪ませます

 

また、ギターからプリアンプまでの間にDistペダルを挟んでいるので、更に歪ませるときはODを切ってDistをONにします。(スーパースターなど)

これがDistの音ですね。

スーパースター / 東京事変(コピー)

 

プリアンプのアウトからは、アンプのリターンに送っています。

どうやらキャビネット部分でも音は変わるようで、MarshallなのかJC-120なのか、またそれが使い込まれたものなのか新しいものなのかによって、音を微調整します。

決まっているわけではなくて、完全に耳で調節ですが。

 

クリーンの音が何より重要

私の音作りの大前提ですが、土台のクリーンの音が良い音だからこそ、エフェクトが乗った音が良い音になると思っています。

エフェクターでは音を作っていません。

 

エフェクターはあくまでもエフェクトを乗せるものです。

 

クリーンの音でギターの個性を理解してその個性を活かせば、エフェクターなんか無くてもちゃんと良い音が鳴ります。

逆にクリーンの音が雑いと、歪んだ音も微妙になると感じています。

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ALBIT A3GP MarkⅡ

私の相棒ですね、ボードの中核です。

 

先程熱く述べた、クリーンを作るためのアンプです。

プリアンプなので、必ずアンプのリターンに刺します。

 

インプットしかないアンプなら諦めてインプットに刺しますが、EQは完全にやり直すつもりで調整します。

先ほどの写真が私の設定そのままです。

 

Crossツマミは9時

ALBITプリアンプの最大の特徴がこのツマミ。

左に回せばFenderアンプ寄りの音に、右に回せばMarshallアンプ寄りの音にすることが出来ます。

何となく、左はハイミッド寄りに、右はローミッド寄りに中音域が移動しているような気がします。

あと右の方が体感的に音が太く、歪みが乗りやすくなる気がします。

 

私のお気に入りは9時方向、つまり完全に左のFender寄りの音作りです。

シングルコイルの美味しい音が引き立てられる気がします。

 

完全なクリーンではなく、クランチに寄せる

ALBITにはドライブチャンネルとしてCrunchとLeadが用意されており、少し面白い仕組みになっています。

 

というのも、クリーンとドライブがパラレルで出力されるので、両方の音のミックス音が鳴ります。

このミックスの比率も自分である程度調節が可能です。

 

ドライブチャンネルはLeadでもハードロックならギリギリ出来るかなぁという程度までしか歪みません。

 

私は基本的にはドライブは常にONで、CrunchかLeadかは欲しい音の太さで変えています

両方とも自分の設定が決まっているので、ワンタッチで太さを変えられます。

 

見ての通り、私はCrunchのGainが10時、LeadのGainが9時、Submasterが9~12時(気分)です。

 

BASSは全切り

何故かA3GPのローは、全切りでもそこそこ出ています。

ベーシストがいなくても、BASSをフルテンにすれば寂しくない程度に音域が埋まります。

もちろん普段のバンドでは邪魔なので全切りです。

 

TREBLEは気持ち削る

ALBITのツマミはとても効きがいいので、少し動かすだけで十分効果があります。

私は高音が暴れないように11時にしていますが、ライブハウスによって耳が痛いと感じたら9時まで下げることもあります。

 

MIDは少しブーストする

散々トレブルを削ってきていますが、ローも削っているのでそこまでMIDは上げなくとも十分抜けは良いです。

ライブハウスによって微調整で12〜14時にあることがほとんどですね。

 

Sweet Honey Overdrive

写真左がSweet Honey Overdrive(通称SHOD)、右は次に紹介するRiotです。

 

MAD PROFFESSORというメーカーのオーバードライブペダルです。

ナチュラル系で、とてもアンプライクな歪みになると有名なものですね。

 

色々実験した結果、ALBITのセンドリに入れると一番アンプらしい歪みになったので、そうしています。

何故と言われると分かりませんが、ツマミは両方とも10時半辺りにしていることが多いです。

一番好きな音が出ます。

 

普通のODペダルと違ってTONEツマミが無く、Focusというツマミが独特な効き方をします

うまく伝えられないので、ぜひ試奏して確認していただきたいですね。

 

Riot

Suhrというメーカーのハイゲインディストーションペダル。

写真はSHODのところを参照してください。

これもとても有名ですね。

 

普段私が弾くジャンルで困ることはほぼありませんが、シングルコイルでメタルを弾けと言われると少し違う気がする…という歪み量

最近はもっと歪むようになった改良版が出ていたはずです。

 

私はDistツマミ(Gain)10〜14時で十分です。

これ以上極端に動かすと、このペダルの守備範囲外というか、微妙な音になったので避けています。

まぁどんなエフェクターも9時より左や3時より右は微妙なことが多いというのが経験則です。

 

こいつをONにするときはSHODを切ることになりますが、同時踏みに慣れればどうということはありません。

 

両方ONで弾くこともありますが、それは結構歪んでいても大丈夫なソロ(キラーチューン、ブラックアウトのアウトロ)のときと、ピックスクラッチをするときだけです。

経験則で、ピックスクラッチは歪みペダルを両方ONにすると良い音が鳴ることがわかっています。

音屋さんなら安いです。

 

まとめ

こんなに長い記事を最後まで読んだあなたはすごい。

よっぽどな機材オタクか、よっぽど事変の音作りに困っているか、私の熱狂なファンか…。

 

冗談はさておき、音作りとは結局最後の3割くらいは自己満足です。

5割は、不快感を与えないため。

2割は、客を感動させるため。

最後3割が、自分を感動させるためです。

 

ただ最後の3割も、演奏力に繋がると私は思います。

 

私はこのセッティングの音が大好きで、大好きだから弾いていて楽しくて、楽しいからいい演奏ができる。

演奏ってそういうものじゃないですか?

 

クドクドと書きましたが、少しでも読んでいるあなたの音作りの参考になれば幸いです。

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