どうも、奨学金1500万プレイヤー阪大生のPEN(@PENwitmi)です。
就活を始めるときに、何から始めて良いのかわからない人もいると思います。
私もそんな一人でした。
しかし、私が他の人と違ったのは、大学に入学してから多くの本を読んでいたことです。
一回生の頃から、いわゆる就活本なども読んでいました。
そのため、何から始めて良いのかわからないなりに、自分の中に軸を持って行動することが出来ました。
それは、「どんな人生を歩みたいか」です。
就活で後悔してしまう人が世の中には沢山います。
それは、自分の中で大切にしていることであったり、価値観であったりを、きちんと整理できていないことが原因じゃないかと思っています。
バリバリ働きたいのか、給料重視なのか、個人時間が欲しいのか、社会課題を解決したいのか。
今回は、就活で軸となる「自分」を見つけるために、役に立った本を紹介したいと思います。
本当はたくさん紹介したいのですが、頑張って2冊にまで絞りました。
ぜひ、自分の人生をつかんでください。


本田健『就職する前にしておきたい17のこと』
私が最初に読んだ就活本
まず最初にオススメするのが、本田健さんの『就職する前にしておきたい17のこと』です。
この本は、私が最初に読んだ、「就活」や「働くこと」に関する本です。
文庫本で、1ページ辺りの文字も少なく、しかも190ページほどしかありません。
読書に慣れた人なら、読み切るのに1時間もかからないと思います。
そんな薄い本ですが、人生に大きな変化を与える可能性があります。
私はこの本を読んで、「どんな風に働きたいか」を人生で初めて考えました。
自己啓発本を胡散臭いと思っている人もいるかと思いますが、読まずにいるのは損していると断言します。
就活テクニック本ではなく、人生についての本
仕事をやって、幸せになれない人は、本当にその人が好きなこと、得意なことをやっていないのです。
本田健『就職する前にしておきたい17のこと』
この本には、就活を有利に進められる面接テクニックや、ESの書き方については全く載っていません。
その代わり、「どのように仕事をすれば、どのように仕事を選べば幸せになれるか」が載っています。
これからの人生に大きな影響を与える「就職」というイベントの前に、ぜひ一度読んでもらいたい本です。
何度も言いますが、薄い文庫本なので、すぐに読み終わります。
17のこと
この本のタイトルにもなっている「就職する前にしておきたい17のこと」をリストアップします。
気になる項目があったら、ピンとくるものがあれば、この本はあなたにオススメです。
私は大学1回生のときにこの本に出会って、本当にラッキーでした。
細かな内容については、ぜひ一度読んで確認してみてください。
600円程度で買えてしまうので、ハードルも低いと思います。
2:社会のしくみを知る
3:どの業界で生きるかを決め、専門知識を蓄積する
4:一流、二流、三流のどこに行くかを決める
5:自分の天才性を意識する
6:仕事がもたらす5つの喜びを知る
7:人生を大きく変えてくれる「メンター」を探す
8:一生続く人脈をつくる
9:自分に先に投資する
10:お金と時間をどう増やすのかを考える
11:仕事とプライベートの板ばさみに注意する
12:友だちに助けてもらう
13:父親と和解する
14:まさか!に備える
15:運のコントロール法について学ぶ
16:まわり道を楽しむ
17:幸せについて考える
家入インターンの申込要項
本ではなく、ただの質問
本2選!というタイトルをつけておいてですが、本以外で、どうしても紹介したいものがあります。
それは、「家入一真さんからの質問」です。
連続起業家で、エンジェル投資家の家入一真さんが、個人でインターンを企画した際の質問リストです。
ただの質問なのですが、得られるものは非常に大きい。
質問に答えていくだけで、自己分析が進みます。
働く前に、ぜひ一度考えてほしい内容です。
詳しい内容については、「」の記事で紹介しております。
是非一度目を通してみてください、ひょっとすると人生の方向性が大きく変わるかもしれません。
尾原和啓『モチベーション革命』
現代人は、何をモチベーションにして働くのか
仕事を頑張ったぶんだけ結果が出て、社会全体が成長していく時代はとうに終わりました。
尾原和啓『モチベーション革命』
2冊目のオススメは、尾原和啓さんの『モチベーション革命』です。
私はこの本がたまたまKindle Unlimited(月額読み放題サービス)の対象になっているときに読みました。
Kindle Unlimitedについてはこちらの記事で紹介しています。
先ほど紹介した本に比べ、『モチベーション革命』は少しボリュームのある本です。
しかしその分、「現代の若者が何をモチベーションに働くのか」について細かく分析されています。
昔は、頑張れば頑張るほど、社会がよくなり、自分も豊かになる時代でした。
現代はどうでしょうか。
ひたすら頑張っても、自分は幸せになれないし、社会に大した影響も与えられない。
そんな仕事が多く存在するように思います。
社会に出てみたら、もうあらゆる業界で、あらゆることがなされており、今から何かのパイオニアにはなれそうもない。
尾原和啓『モチベーション革命』
けれど、働き方のルールだけが変わらないから、もう何かを建てる余白は残っていないのに、上の世代からは「これを持って戦え!」と、とりあえずトンカチを持たされている。そんな、とんちんかんなズレが生じています。
尾原和啓『モチベーション革命』
今後の仕事に対する考え方が身につく
『モチベーション革命』では、現代で起こっている様々な社会の変化が、わかりやすく説明されています。
しかも、その変化に対して、どのように働けばいいのか、提示されています。
これから社会に出る人間として、知っておいて損はないことばかりです。
私はこの本を読んで、「自分が何にやる気を出せるか」を真剣に考えることができました。
「何にやる気を出せるか」は、「何をして生きるか」と同じです。
「やりがい」という言葉に疑心暗鬼な方、ぜひ一度読んでみてください。
さいごに
就活では、生半可な気持ちというのは、簡単に見破られてしまいます。
働くことを通じて、自分が一体何をしたいのか。
何をモチベーションにして働くのか。
どんな生き方をしたいのか。
自己分析には、「ストレングスファインダー」もオススメです。
人の34種類の資質のうち、自分の強み上位5つを教えてくれるWebテストです。
次の記事では、私が就活の時にしていた情報収集をまとめています。
製薬業界以外にも役に立つので、ぜひ読んでみてください。