どうも、PEN(@PENwitmi)です。
今回は趣味の押し付け感満載の、初心者ギタリスト必聴の動画のご紹介です。
ジャンルに関わらず、ギターの表現力を上げるためには、まず手本となる演奏を聴いて耳を肥やすことが大切です。
一般的なギターヒーローを中心に紹介するので、興味が湧いたら是非観てみて下さい。
そして「あ、好きだな」と感じたら、その人の演奏をもっと漁ってみましょう。
ギター上達に必須なのは、まず自分の中のギターヒーローを確立させることです。
量が多いので、タイトルで惹かれたものだけ聴いてみて下さい。
⑥のギターの神、Michael Schenkerなんかはキャッチーで聴きやすいですよ!
①泣きのギターの達人、Gary Moore
The Loner/Gary Moore
ギターのインスト曲です。
曲そのものが始まるのは3:00頃で、それまでは前奏ですね。
泣きのギターの感情表現がスゴイと定評のギタリスト。
「ギタークレイジー」とか呼ばれていて速弾きもしていたようですが、晩年は完全にブルース寄りです。
たまに手が勝手に動いて速弾きしていますけどね。
この動画ではアームと手のビブラートを使い分けているのが特徴的です。
私の一番好きなギタリストの1人です。
LIVEを観ることなく亡くなってしまったのが残念です。
そういえばいつだったか、羽生結弦選手のBGMに次の曲が使われていましたね。
Parisienne Walkways / Gary Moore
世界3大ギタリストシリーズ
②超有名、Eric Clapton
Layla/Eric Clapton
世界3大ギタリストとは、Eric Clapton, Jeff Beck, Jimmy Pageの3人のことを指します。
現代の3大ギタリストとはまた別ですね。
Claptonの基本演奏スタイルはブルース。
ブラッキーと呼ばれるストラト(楽器屋で当時投げ売りされてたストラトを3本買って分解していいパーツを組み合わせた!)を長年愛用していたことで有名です。
女性関係が激しかったり、薬物中毒、アルコール中毒などかなりロックな人生を送っていますが、今は薬物中毒者のための施設に寄付していたり社会貢献しています。
晩年はアコギでもいっぱい曲出してて、それらもいい曲です。
紹介のためにブラッキーを使ってる短い動画を選びましたが、個人的には次の動画のLaylaの方が演奏もソロも好きです。
(1:32:54~)
③参考にできないストラト、Jeff Beck
Cause We’ve Ended As Lovers / Jeff Beck
ギターとは思えない音がストラトから鳴る。
フレットとは…と思うような、自由な音程での演奏が特徴です。
アームとボリュームを使いこなし、ストラトの全性能を引き出してると言われてるギタリストですね。
アームで音程を取れる神。
この動画の2:50~3:10の辺りとか、もう何回聴いても鳥肌モノ。
ピック使わないし、テクすぎてあんまり参考にならないというか、参考にできる気がしないですね。
世界は広いなぁ…と感じていただければ十分です。
④バンド名の方が有名、Jimmy Page
Stairway to Heaven / Led Zeppelin
三大ギタリストのJimmy Pageが所属する伝説のロックバンドが、Led Zeppelinです。
ギターもすごいですが、Voもすごい。
ツインネックギターとかいう超重そうなギターを使っていることがあります。
4:25あたり、知らない間にネックを持ち替えていますね。
アルペジオに聴き飽きたら、ギターソロの6:10まで飛ばしてくれても構いません。
(聴いてほしいですが)
余談ですが、三大ギタリストはそれぞれ別の時期にYardbirdsという同じバンドに所属したことがあります。
Eric Claptonの後継がJeff Beck。
Jeff Beck在席時にベーシストとして入り、後にJeffと一緒にギターを弾いていたのがJimmy Page。
その後Jeffが抜け、Yardbirdsが色々あって転身したのがLed Zeppelinと言われています。
⑤自作ギターを小銭で弾き散らす、Brian May
Bohemian Rhapsody / QUEEN
QUEENはBrian Mayが所属するバンドです。
(ギターソロは1:40~)
暖炉の木材から父親と一緒に自作したギターを使い、ピックではなくコインを使って演奏する独特な演奏スタイルのギタリスト。
同じ音で弾けない…。
試しに小銭で弾いてみましたが、私は全然弾けませんでした。
有名な曲なので、どこかで少しくらいは聴いたことがあるんじゃないかなぁと思います。
追記:
最近、Bohemian Rhapsodyの映画が出て、一気に再有名になりましたね!
是非、全身で魂を込めて、練習してみてください。
⑥ギターの神、Michael Schenker
Into The Arena / Michael Schenker Group
通称神。
黒と白に塗り分けられたFlying Vがトレードマーク。
個人的にはメロディーセンスが好きで、私が最初に”泣きのギター”に目覚めた曲です。
万人ウケするメロディーと音作りだと思うので是非参考に。
ブルースではなくハードロックなので純粋にかっこよさを受け入れやすいです。
画質と尺の問題で紹介はこの動画を選びましたが、どちらかと言うと次の動画の方が彼のイメージに近いです。
かつてはUFOというバンドに所属していて、Rock Bottomという曲が有名かと思います。
シンプルにかっこよくて簡単なので、是非練習してみて下さい。
Rock Bottom / UFO
⑦コーラスが美しい、Eagles
Hotel California / Eagles
非音楽人にとっても、この曲の有名度は群を抜いて高いです。
Eaglesはコーラスが非常に美しいバンド。
そして何故かギタリスト名は全然知られてません。
(怒られそうですが、私も忘れました)
サビと、最後の二人のユニゾンギターソロ(4:20~)の部分が一番有名ですね。
ひょっとするとここだけ聞いたことある人が多いかもしれません。
ハムバッカーであるSGがwarmな音であるのに対して、シングルコイルのテレキャスの方がsolidというかsharpなのがよく判ります。
⑧変態メロディー(褒め言葉)、浮雲
キラーチューン / 東京事変
たまには最近のギタリストを。
浮雲(長岡亮介)の所属するバンド、東京事変。
全パート、鬼神のような人を集結させてるので、もう耳が大変。
同時に聞き取れるようになったら耳力が養成されます。
テレファントムという、テレキャスの回路を他のギターに突っ込んだ変形5角形ギターの他、色々使います。
チキンピッキング(指のピッキング)、ワウを多用して、他のギタリストには無い独特な面白いメロディーと音を出します。
コピーするのが大変。
AメロとBメロがギターソロより大変な曲が多いですね。
サビは休憩。
ほんとコピーするのが大変。
でも好き。
東京事変をコピーするときの私の音作りについて記事を書いています。

⑨癖になるテレキャス、Albert Collins
Iceman / Albert Collins
テレキャス使いで有名なブルースマン。
通称、Master Of Telecaster、安直ですね。
かなり攻撃的な音というか、テレの尖った音を出します。
指弾き、オープンFマイナーチューニング、ストラップのかけ方、色んな意味で変則的なギタリストです。
当初テレキャスはブリッジにカバーを付けて販売されていたけれど、邪魔で皆外していたらしいです。
この人は演奏に支障が無いのか、ブリッジカバーつけっぱなし。
何度も聴いてると、癖になるタイプの音色です。
まとめ
好きなギタリストは見つかりましたか?
見つかったなら、すぐに楽譜を入手して練習しましょう。

見つからないなら、この辺のスコアで適当に漁ってみるのが良さげです。
是非とも、皆さんもMy Guitar Heroを探してみてください。
ギター初心者向けの記事のまとめは「初心者ギタリスト向けの記事を10個まとめて紹介しました。」へどうぞ!