英語や中国語が必要な人、そうでない人

Lifehack and Learning

どうも、PEN(@PENwitmi)です。

小中学生における英語教育や、大学受験英語、社会人はTOEICの点数、英語教育に対するニーズは高まるばかりです。

皆口を揃えて、「これからは英語くらいできないと」「グローバル時代」と言っています。

英語の学習指導要領も改訂され、これからは四技能(Readking,Listening,Writing,Speaking)の教育に重点が置かれることになるでしょう。

塾で英語を教えている身としては、徐々に文科省が英語教育改革しようとしていることも感じます。

ただ、そんな中で一部の中高生は「英語なんか要らんやん」と言ってきます。

まぁこれは英語に限らず数学や理科についても同様に「面倒くさい」という気持ちの表れなのですが。

この言葉にはある種の真理が隠れているように思えます。

何故ここまで今の日本では「英語が必要だ」ということを叫ばれているのでしょうか。

また、最近では「これからは中国語だ」という言葉も聞きます。

果たして、本当にこれらの言語学習は、全員が必要なのでしょうか。

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話者の数≠必要性

英語話者と中国語話者で世界の37%

世界中のどれだけの人が、どんな言語を話しているのかについて調べてみました。

検索するとソース(情報源)が不定なブログなどばかり出てくるのですが、信用できそうなサイト様があったので紹介させていただきます。

世界の言語ランキング【決定版】!最強の言語【TOP10】を紹介します。
  世界で最強の言語トップ10をランキング形式でご紹介します!みなさん、本当に強い言葉は何語だと思い…

このサイトによると、英語話者は15億人(21%)、中国語話者は11億人(16%)で、合計37%もの人とはこのどちらかを使ってコミュニケーションを取ることが出来ます。

日本人は今後減少することを考えると話者人口は1億人ですから、英語を話せるようになれば15倍、中国語を話せるようになれば11倍の人とコミュニケーションを取れるようになるわけです。

なるほど。

とても多くの人が英語と中国語を話していることがわかりますね。

ただ私は、話者人口が多いということと、それが必要だということは別の話であるように感じます。

「使えると便利」と「使えなければならない」は別

話者人口がこんなに多いのだから、自分もその中に入らなければならない、という発想は同調主義の延長線上にあるように思えます。

皆がInstagramをやっているから、自分もInstagramを始める、というのと何ら差が無い。

今の日本で、どれだけの人が、実際に英語が出来ずに困っているのでしょう。

英語が出来ないことで困る社会なのであれば、小学校と言わずに保育園の時点で日本語と同時に習得しなければいけないのではないでしょうか。

日本社会が全体としてグローバルに同調出来ていないことに焦りを感じているからといって、一人ひとり全員が英語を習得する必要はなく、個人単位での英語習得についてはまた別次元に考える必要があるのではないかと考えています。

英語と中国語の必要性

英語が必要な人

英語に限らず、中国語などの外国語を習得する必要がある人はいます。

それは、グローバル規模でのビジネスを行う企業人です。

「日本でのビジネスで上手くいき、市場のシェアを獲得した。

でももう1億人相手に出来ることは終わり、これ以上の事業の発展を望むには世界に目を向けるしかない。

話者の多い英語や中国語を使って、ビジネスチャンスを広げよう」

そんな企業に所属していれば、言語力が求められるのは自然な流れです。

また、英語圏でのビジネスを視野に入れているのであれば、フリーランスでも同様です。

いくら今後グーグル翻訳などが発展する可能性があるとはいえども、外国語が出来るに越したことはありません。

現状では機械による翻訳にはタイムラグがありますから、円滑なコミュニケーションを取るには言語を習得した方が良いのです。

また海外に出張し、現地での生活を滞りなく送るには、やはり言語は習得すべきでしょう。

最近はテレワークという概念があるので、生活に関しては必ずというわけではありませんが。

英語が要らない人

先ほどの例に対し、英語が必要であるとは思えない人々がいます。

それは、日本語でのアウトプットを中心とした、主に個人で活動している人々です。

例えば、ブログ、youtubeなどのメディアでの発信を主たる活動にしている人ですね。

(会社と同じような概念(例えば物流や商売)で活動していれば、いずれは事業拡大して、人員が増えて、と企業と同じようなものになっていくので、この場合は当てはまらないでしょう)

さて、この人々に英語が必要ではない理由は以下の通りです。

まず、①そもそも日本語圏での仕事をやり残すということが考えられないことが挙げられます。

私自身、ブログを書いたり、本を書いたりと様々なことをしていますが、圧倒的にその時間が足りません。

日本語でのアウトプット量が多く、それすらも満足にこなしきれていないのです。

書きたい、伝えたいと思うことなど、無限に湧いてきます。

『塾講師のいろは』は塾講師の教え方を通じて「教育」を書いた本【書籍自己レビュー】
どうも、奨学金1500万プレイヤー阪大生のPEN(@PENwitmi)です。 先日出版した自分の本のレビューを、自分で書かせていただきます。 出版したときの記事はこちら。https://pensblogs.info/kdp2018/ どんな本なのかを内容紹介に書くのも限界があるので...

(私はこの4日でブログ記事4つ程度、本の概要1冊分のアイデアが勝手に沸いてきました)

日本語では書ききったから、次は英語で書こう、なんてことはないでしょう。

そして、②英語が出来ないことで困ることがない、というのが次の理由です。

そもそも中学生や高校生時代に、英語が出来なくて困るようなシチュエーションに普通出会うことはまずありません。

そんな中、何故成長したらいきなり英語が必要になると思うのか。

本当に必要なのであれば幼児から勉強すべきでしょう。

実際には大学生で、論文を読んだりするのにようやく必要になる程度です。

そして卒業して、グローバル企業以外に入社すると、また英語とは無縁の日々です。

そんな日本で、英会話を身に付けて何になるんでしょう。

一円でも利益を上げることが出来るのであればいいですが、そんな時間があったら日本語で仕事をしている方がよっぽど効率がいいです。

例えば英語でブログが書けるようになれば読者は15倍になるかもしれませんが、代わりに競合の数も15倍になります。

稚拙なたどたどしい、中途半端に読みにくい英語の記事を果たして誰が読むのか、疑問でしかありません。

どうしても英語で発信したいというのであれば、翻訳や通訳を雇った方がはるかにコストも安いし、結果に繋がるでしょう。

英語が必要な場に行けば、英語が必要

結局のところ、英語が必要な人というのは、自ら英語が必要な環境に飛び込んでいる人だけなのではないでしょうか。

そして、英語が必要な環境というのは、グローバル規模で活動している企業以外にはそうそうないのが現状です。

「グローバル化しているから」というのは、「あなたに」英語が必要な理由にはなりません。

Kindle unlimited オススメ書籍レビュー(第1回;お金持ちの教科書、すべての教育は「洗脳」である)」の記事で紹介している、堀江貴文さんの『すべての教育は「洗脳」である』を一度読んで下されば、価値観の刷り込みについて理解できると思います。

グローバル企業だけが人生の正解だと妄信しているだけではありませんか?

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勉強したい人が勉強すればいい

英語が必要でない人生もある

グローバル規模で働きたい、活動したいと思っているのであれば、英語や中国語は必須になってくるでしょう。

ただ、日本全国民が、やりたくもない英語を勉強する必要があるのかと言われると微妙です。

大企業に入るという以外にも、これからの時代は様々な生き方が出現してきます。

その数々の選択肢のうちの一つでしかないグローバル企業の社員、のためだけに必要性だけで英語を学ぶのは、ナンセンスでしょう。

誤解してほしくないのは、私は英語なんか不要だと言いたいわけではありません。

必要性に駆られて勉強したところで結果はたかが知れているから、本当にやりたい人だけが熱中して取り組めばいい、と言いたいのです。

それをやりたい人が、やりたいことをやる。

これが一番生産性が高くなります。

全員が全員、英語英語と言っている世の中に疑問を感じているだけです。

英語を勉強して得られることは多い

こんな記事を書いておきながらですが、私は英語が好きです。

英語関連の書籍は多数持っていますし、TOEICも2回だけですが受験して900点以上取得しています。

英語が嫌いで苦手な人間が英語バッシングしている、というわけではありません。

英語を勉強することで得られることは多いです。

ただ、副次的なものなので、日本人全員が出来なくても別にいいとは思います。

得られるメリットは、やはり日本や国という概念に捉われることなく過ごすことが簡単になることでしょう。

日本が大地震の結果沈没しても、どこか別の場所で上手く暮らせばいいやと楽観的になれます。

また、英語で書かれた本などを、翻訳家の”改変”を受けることなく読むこともできます。

日本語と英語では単語の意味の守備範囲が異なるので、どううまく翻訳してもニュアンスが100%同じになることはありません。

刺激的な人の著書を、そのまま読めるというのは価値があるでしょう。

街中で英語圏の人とコミュニケーションを取るのも、あまり抵抗が無いようになります。

話しかけられても、うろたえることはありません。

何のために英語を勉強するのか

既に企業人となっている人も含めてですが、まずは自分にとって英語は必要なのかを考えることは非常に大切だと思います。

そうすれば、何のために英語を勉強するのかが明らかになるためです。

日本から早く出ていきたいから
英語学習そのものが楽しいから
仕事で必要だから

各人理由は様々でしょう。

いつか将来使うかもしれないからという消極的な保険、というのはオススメしません。

それは流されているだけです。

学ぶ理由もはっきりしないまま、惰性で学ぶことの難しさは、皆身をもって知っているはずです。

逆にそれがはっきりすれば、有意義な外国語学習ができるでしょう。

あなたは、何のために英語を学ぶのでしょうか。