どうも、奨学金1500万プレイヤー阪大生のPEN(@PENwitmi)です。
読書はタメになる。
そんな当然のことは、わかりきっています。
大学生になったら、読書しなさい。
就活のときには、読書しなさい。
社会人になったら、読書しなさい。
もう聞き飽きたフレーズかもしれません。
でも、やっぱり、時間がかかる。
1冊の本を読むのに、1時間半かかったとしたら、その分何かを1時間半諦めないといけません。
「1冊2分で読めたら、もっと読書するのに」
今まで何度そう思ったことか、数えきれません。
そんな悩みを、一発で解決する裏技があります。
水野俊哉さんの『2分でわかる!ビジネス名著100冊のエッセンス』を読めばいいのです。まって「戻る」を押さないで。
テクニックじゃなくてごめんなさい。
この本、タイトルで釣ってでもオススメしたい本なのです。
この記事では、『2分でわかる!ビジネス名著100冊のエッセンス』の魅力をお伝えします。
「騙されたわ、二度と読むかボケ」って方、気分を害してすいません。
『2分でわかる!ビジネス名著100冊のエッセンス』とは
まえがきでわかるコンセプト
私が説明するよりも、「はじめに」を読んだ方がはるかにわかりやすいので、引用します。
本書のコンセプトは、「古今東西のビジネス名著のエッセンスが1冊2分で読める」である。掲載されているビジネス書は以下の6ジャンル。
誰もが知る世界の名著(22冊)
2010年以降の近年話題作イッキ読み(14冊)
話題のビジネス理論、経済学に触れる(24冊)
エコ、スピリチュアルの世界(12冊)
一度は読みたいベストセラー(19冊)
名経営者の人生、考えに薫陶を受ける(9冊)水野俊哉『2分でわかる!ビジネス名著100冊のエッセンス』
ちなみに、「薫陶(くんとう)」とは、「すぐれた人格で感化し、立派な人間をつくること」らしいです。(ググりました)
『2分でわかる!ビジネス名著100冊のエッセンス』では、100冊のビジネス書や自己啓発書のエッセンスが紹介されています。
1冊の情報につき、きちんと見開きを使って紹介されているため、薄すぎず細かすぎずのちょうどいい文量です。
この量なら、隙間時間にパラパラ読むのに丁度いいんです。
雑誌のような感覚で読めます。
それでいて、本当にエッセンスを学ぶことが出来ます。
読書家には、おすすめしない
『2分でわかる!ビジネス名著100冊のエッセンス』、私は本当に役に立ちました。
私は本を読むのが好きなのですが、その時間が足りないといつも思っていました。
そしてこの本に出会って本当に苦しんでいます。
詳しくは後述しますが、読みたい本が増えすぎた。
「読みたい本リスト」がパンパンの人、積読がすごいことになっている人、おススメしません。
ToDoが増えます。
ほんの少し古い
『2分でわかる!ビジネス名著100冊のエッセンス』は、2013年の本です。
つまり、最新というには少し古い。
逆に言うと、2013年までに出た本は、ここに載っているものさえ読んでおけば最低ラインはクリアできるわけです。
本屋に行って膨大な本の量で、どれを読むか悩むよりも、はるかに簡単です。
とりあえず、ここに載っているものに目を通せばいいのですから。
本のつまみ食いに最適
本を買うのって、思ったよりもリソースを喰います。
お金や時間はもちろんのこと、紙の本で買ったら場所も取ります。
かといって、ぜんぶ電子書籍でポチってしまうと、歯止めが利かなくなって支出が増えちゃいます。
現在マンガの断捨離は終えましたが、その他の本も断捨離しないと…。
私の場合は、『2分でわかる!ビジネス名著100冊のエッセンス』をつまみ食いのように使いました。
つまり、「どの本を買って本格的に読むかを決めるための、お試し読書」に使ったのです。
勿論、この本だけでも十分な情報を得られるので、つまみ食いと言っても一人前を食べるような感じです。
この本の使い方は、「はじめに」にも書かれているので、引用します。
いうなれば、本書は100個の脳のトレーニングメニューである。そのトレーニング方法には以下のようなものがある。
1.頭から最後まで読む:通読することで基礎から応用までのバランスのいいビジネス知識が身につくはずである。
2.部分的に読む:ある程度の下地ができている場合、目次をみて「自分が学ぶべきジャンル」を集中して学ぶことも可能である。
3.パラ見:TVのザッピングのように本書をパラパラと眺めながら興味を持った本のところだけ集中して読むことも可能である。
水野俊哉『2分でわかる!ビジネス名著100冊のエッセンス』
私は隙間時間を使いながら、1の読み方をしました。
『2分でわかる!ビジネス名著100冊のエッセンス』を買うまで、買ってから
BOOKOFFで出会い、タイトル買い
私が『2分でわかる!ビジネス名著100冊のエッセンス』に出会ったのは、本当に偶然でした。
BOOKOFFで余っていた割引券を何に使おうかと探索していたところ、突然目にタイトルが飛び込んできました。
確か500円前後。
1650円分の無料券を持っていた私は、迷わず購入。
すると、想像以上に有用な本だったので、今記事を書くに至っています。
読みたいリストに23冊追加
私は自分の本には、読み返しのときのための付箋をつけながら読んでいます。
その結果がこちら。
100冊中、23冊のところに付箋がつきました。
こちら全部、元の原本を読みたいと思ったものです。

約1/4って、私の心掴みすぎではありませんか。
SHAM SHADEじゃないですけど、1/4は伝わりましたよ、魅力。
ちなみに残りの77冊は要らないわけではなく、この本から得られたエッセンスだけでもいいかなと思っただけです。
Kindle Unlimitedに何冊あるか調査
読みたい23冊はもちろん、残りも含めて100冊全てのタイトルを、Kindleで検索してみました。
すると、100冊中、4冊はKindle Unlimited(月額読み放題対象)でヒットしました。
私の読みたいリストは、そのうち1冊だけ…。(しかも「マンガでわかる」シリーズの方)
というわけで、せっかくなのでUnlimited対象だったものをリストアップしておきます。
『思考は現実化する』
『7つの習慣 デイリーリフレクションズ』
『仕事は楽しいかね』
『マンガでわかる非常識な成功法則』
『非常識な成功法則』については、「マンガでわかる」シリーズしかなかったのが残念です。
もちろん、とりあえずダウンロードはしました。
(追記:後述する『一冊の手帳で夢は必ずかなう』と組み合わせて読むと無敵でした)
ちなみにKindle Unlimitedの対象は更新されていくので、ご注意ください。
私がこの記事を書いている段階での結果です。

偶然見つけた『一冊の手帳で夢は必ずかなう』
Kindle Unlimitedの対象を探している最中に偶然発見したものがあります。
熊谷正寿さんの『一冊の手帳で夢は必ずかなう』が、なんとKindle版で238円で販売されていました。
元のお値段は1512円なので、84%OFFです。
これは買うしかないと即ポチってしまいました。
こうして積読が増える。
追記:この本を参考に、手帳をカスタマイズしました。

『道は開ける』ってタイトル、間違っているのでは
『2分でわかる!ビジネス名著100冊のエッセンス』を読み進めていると、皆さんご存知、デールカーネギーの『道は開ける』のページがありました。
ここで衝撃の事実を知ります。
同じカーネギーの緑の表紙の「人を動かす」が、「他人を動かす方法」を述べているのに対し、赤い表紙の本書は「人間の悩みについて」余すことなく書き尽くしている。「気分がかなり落ち込んだ時」や「相当シリアスに思える状況」でも本書を黙って100ページも読めば、「今、自分がどうするべきか」まさに「道は開ける」心境になるはずだ。
水野俊哉『2分でわかる!ビジネス名著100冊のエッセンス』
「え、『道は開ける』って悩みに関する本だったの!?」
私はてっきり「成功への道」が開けるのかと思っていたのですが。
原題を見てみると、“How to Stop Worrying and Start Living”でした。
「それなら、そうと、早く言ってほしかった…」
中身を確認していなかった私も悪いですが、皆さん知っていました…?
私は知ってたら、数年前に買ってたと思います、間違いなく。
邦題を恨む。
今はもうBOOKOFFで買って、絶賛読書中です。
おわりに
というわけで、私の経験を交えて、『2分でわかる!ビジネス名著100冊のエッセンス』についてご紹介しました。
重ねて言いますが、読書家の方にはおススメしません。
詰みます。
積読・読みたいリストが無い方には、本当におススメします。
是非一度、手に取って内容をパラ見してみてください。